開始する前に
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インスタントVMリカバリを実行するには、以下の点を考慮してください。
- ワークロードのリストア先となるホストに対して[Disable changed block tracking for this host]オプションを選択しないでください。そのホストに対してこのオプションを選択した場合は、インスタントVMリカバリの動作に必要なドライバが無効になります。詳細については、「接続されたボリュームの設定」を参照してください。
- ワークロードは、正常に作成されたリストアポイントが1つ以上あるバックアップからリストアできます。
- ワークロードを本番ネットワークにリストアする場合は、競合を避けるために元のワークロードの電源をオフにしてください。
- リカバーしたVMデータにウイルスがないかスキャンする場合は、セキュアなリストアの要件および制限事項を確認してください。
- Tintriなど、Microsoft Windows SMB3以外のストレージで、リストアプロセスの間に、Veeam Backup & Replicationによって[Failed to disable integrity bit on disk N]という警告メッセージが表示されることがあります。Microsoft Windows SMB3以外のストレージの場合、このメッセージは無視してかまいません。
- リストアしたVMのMACアドレスは元のワークロードと同じです。このため、元のワークロードが実行されているのと同じHyper-Vホストにワークロードをリストアする場合は、MACアドレスの競合が発生する場合があります。この状況を回避するには、リストアプロセスを開始する前に元のワークロードの電源をオフにします。
- [Nutanix AHV VMの場合] リストアしたVMはネットワークに接続されません。手動でネットワークに接続する必要があります。
- [Nutanix AHV VM、Amazon EC2インスタンス、およびMicrosoft Azure仮想マシンの場合] インスタントリストアしたVMの仮想ハードウェアの設定は、デフォルト値(2つのCPUコア、4 GBのRAM、および1つのネットワークアダプター)になります。デフォルトの設定を変更する必要がある場合は、VMをオフにし、必要な仮想リソースを設定します。VMをオフにする前にインスタントリカバリセッションをオフにしないでください。