複数のVMのリストア先の指定
複数のワークロードをリストアする場合、次の手順が利用できます。
複数のワークロードをリストアする場合、リストア先に以下の設定を指定します。
- ウィザードの[Host]のステップで、ターゲットホストを選択します。
- ウィザードの[Folder]のステップで、VMの設定を指定します。
- ウィザードの[Network]のステップで、ネットワーク設定を指定します。
ウィザードの[Host]ステップで、リストアするVMのターゲットホストとリソースプールを指定します。
- リストからVMを1つ以上選択し、[Host]ボタンをクリックします。
- 仮想環境から、選択したVMを登録するスタンドアロンホストまたはクラスターホストを選択します。
- VMを1つ以上選択して、[Pool]ボタンをクリックします。
- リストから、VMを保存するリソースプールを選択します。
必要なオブジェクトをすばやく見つけるために、[Select Host]および[Select Resource Pool]ウィンドウの下部にある検索フィールドを使用します。
- 検索フィールドの左側にあるボタンをクリックし、検索するオブジェクトのタイプを選択します。
- 検索フィールドにオブジェクト名またはその一部を入力します。
- 右側の[Start search]ボタンをクリックするか、[ENTER]キーを押します。
リストアするVMごとに、VM名、BIOS UUID、およびVMファイルを保存するフォルダを変更できます。新しい名前を指定して、新しいBIOS UUIDを生成することを推奨します。これは、本番環境に元のワークロードが残っている場合に競合が発生することを防ぐためです。元のワークロードが、完全に削除されるなどして存在しない場合は、名前とBIOS UUIDの変更は不要です。
フォルダを指定するには、次の手順を実行します。
- [VM settings]リストから、VMを1つ以上選択します。
- [Folder]ボタンをクリックします。
- VMファイルを保存するフォルダを選択します。
リストアしたVMの名前とBIOS UUIDを変更するには、次の手順を実行します。
- [VM settings]リストから、VMを1つ選択します。
- [Customize]ボタンをクリックします。
- [VM Settings]ウィンドウで、次の手順を実行します。
- [Set name to]フィールドで、新しいVM名を指定します。
- [Set name to]フィールドで指定した名前に接頭辞や接尾辞を追加するには、[Add prefix]および[Add suffix]チェックボックスを選択します。
- [BIOS UUID]セクションで、BIOS UUIDを維持するか、または新しいBIOS UUIDを生成するかを指定します。
Veeam Backup & Replicationはネットワークマッピングテーブルを使用して、インスタントVMリカバリプロセスの実行中にVMの設定ファイルを即座にアップデートします。
リストアしたVMの接続先のネットワークを変更するには、次の手順を実行します。
- リストからワークロードを1つ以上選択し、[Network]ボタンをクリックします。
ワークロードが複数のネットワークに接続されている場合、マップするネットワークを選択して[Network]をクリックします。
- [Select Network]ウィンドウに、ターゲットホストまたはクラスターの接続先となるすべてのネットワークが表示されます。リストから、リストア後にリストアしたVMを接続するネットワークを選択します。
ネットワークをすばやく見つけるには、検索フィールドにネットワーク名またはその一部を入力します。その後、[Start search ]ボタンをクリックするか、[Enter]キーを押します。
リストアしたVMを仮想ネットワークに接続しない場合、元のワークロードを選択して[Disconnected]をクリックします。