サービス プロバイダー向けの Veeam Cloud Connect
製品の概要
Veeam Cloud Connect for Service Providersは、VCSP パートナーが Veeam を利用したオフサイト バックアップおよび DRaaS サービスを簡単に構築できるようにするマルチテナント プラットフォームです。Veeam Cloud Connect は、サービス プロバイダーの環境 (物理マシン、仮想マシン、または Microsoft Azure や IBM Cloud などのハイパースケール クラウド) にインストールされます。Veeam Cloud Connect を展開するには、Veeam Cloud Connect ライセンス ファイルを提供するVeeam Backup & Replication ISO をダウンロードしてインストールします。
セットアップと構成の詳細については、 Veeam ヘルプ センターを参照してください。
ライセンス
Veeam Cloud Connect は、次のワークロード カウンターを使用して、保護されたワークロードごとにライセンス供与されます。
- Cloud Connect VM
- Cloud Connect レプリカ
- Cloud Connect ワークステーション
- Cloud Connect サーバー
重要 |
テナントのVeeam Backup & Replicationサーバーにレンタル ライセンスがインストールされている場合、Veeam Cloud Connect ライセンスはバックアップおよびバックアップ コピー操作には消費されません。詳細については、「ライセンス使用量の削減」セクションを参照してください。 |
Veeam Cloud Connect にバックアップまたは複製された各テナントのワークロードは、Veeam Cloud Connect サーバーからのライセンスを、VCSP レンタル ポイント パー ユニット (PPU) に合わせたレートで消費します。次のライセンス ワークロードは、Veeam Cloud Connect サーバーから消費されます。
ワークロード タイプ | テナント様がレンタルライセンス(PPU)をご利用の場合 | テナントがサブスクリプションまたは永久ライセンス (PPU) を使用する場合 |
---|---|---|
Cloud Connect VM | 無償版 | 5点 |
Cloud Connect レプリカ | 10ポイント | 10ポイント |
Cloud Connect ワークステーション | 無償版 | 3点 |
Cloud Connect サーバー | 無償版 | 7点 |
注 |
Veeam Cloud Connect を使用すると、サービス プロバイダーはオフサイト バックアップとエンド ユーザー向けのディザスタ リカバリを中心に製品を構築できますが、分散型データセンター、リモート オフィス/ブランチ オフィスを持つ大企業向けに構築された Cloud Connect for Enterprise ライセンス オプションもあります。 (ROBO)、およびモバイル ユーザー。詳細については、この記事を参照してください。 |
使用状況レポート
顧客のインストールおよびデータセンター全体で使用状況レポートを収集するための主要かつ推奨される使用状況レポート方法は、ライセンス管理およびレポート用の自動化された無料ツールであるVeeam Service Provider Consoleです。Veeam Service Provider Consoleを利用するには、 Veeam Cloud Connect サーバーをそれに接続する必要があります。Veeam Cloud Connect サーバーが接続されると、Cloud Connect ライセンスのライセンス使用状況が月次使用状況レポートの下に表示されます。
または、ライセンスの使用状況は、次のいずれかの方法で取得できます。
- Enterprise Manager (Veeam Cloud Connect サーバーが接続されている場合)
- Veeam Cloud Connect サーバー レポート
次に、全体的な使用状況をVCSP Pulse Portalから送信する必要があります。