Veeam ONE
製品の概要
Veeam ONEは、すべてのVeeam Backup & Replicationサーバーと仮想化インフラストラクチャ (VMware vSphere (VMware Cloud Director を含む) および Microsoft Hyper-V)の監視とレポートを提供します。これにより、キャパシティ プランニング、アラート、ヒートマップ、データ保護の洞察などが可能になります。
Infrastructure as a Service 環境の場合、 Veeam ONEは、RBAC を使用してレポートとダッシュボードにマルチテナンシーを提供できます。Veeam Cloud Connect 環境では、レポートと監視の洞察の追加のサブセットを提供します。
監視とレポートの構成の詳細については、 Veeam ヘルプ センターを参照してください。
ライセンス
Veeam ONE対象ワークロードごとに 1 つのライセンスが付与されます。Veeam ONEは、接続されているVeeam Backup & Replicationサーバーによって保護されているすべてのワークロードのデータ収集とレポートを自動的に有効にすることに注意してください。
仮想インフラストラクチャのみが監視されている (1 つのサーバーにバックアップ サーバーが追加されていないVeeam ONE場合は、監視対象の VM の包含および除外ルールを使用して、ライセンスの消費を細かく制御できます。詳細については、 Veeam ONE 導入ガイドを参照してください。
Veeam Service Provider Console 用の VCSP Pulse プラグインを使用して、ライセンス ファイルを生成し、 Veeam ONEインストールに割り当てることができます。または、 [ライセンスの管理] > [新しいライセンスのリクエスト] > [Veeam ONE] > [監視対象ワークロード] セクションで監視対象ワークロード ワークロード タイプを追加することにより、VCSP Pulse ポータルで新しいライセンス ファイルを生成できます。
保護対象の各ワークロードは、VCSP レンタル ポイント パー ユニット (PPU) に合わせたレートでライセンスを消費します。
ワークロード タイプ | ポイント・パー・ユニット (PPU) |
---|---|
監視対象ワークロード | 2点 |
注 |
Veeam Cloud Connect レポート作成、パフォーマンス監視、アラートにVeeam ONEを使用するには、無料の Community エディション ライセンスを利用できます。詳細については、この記事を参照してください。 |
使用状況レポート
毎月 1 日に新しいライセンス使用状況レポートが生成されます。これには、過去 1 か月間に監視されたワークロードの数が含まれます。これらのワークロードの使用状況は、次のカウンター名を使用して追跡できます。
- VM
- クラウド マシン
- ワークステーション コンピュータ
- サーバーコンピューター
- ファイル共有
IaaS およびテナントの Veeam ONE インストール全体で使用状況レポートを収集するための主要かつ推奨される使用状況レポート方法は、ライセンス管理およびレポート用の自動化された無料ツールであるVeeam Service Provider Consoleです。Veeam ONE との統合には、Veeam Service Provider Console の専用プラグインを使用します。ライセンスの使用状況は、月次使用状況レポートに表示されます。
または、ライセンスの使用状況は、次のいずれかの方法で取得できます。
次に、全体的な使用状況をVCSP Pulse Portalから送信する必要があります。