アクティブフルバックアップ
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フルバックアップを定期的に作成しなければならない場合があります。たとえば、会社のバックアップポリシーにより、週末にフルバックアップを作成し、平日に増分バックアップを実行する必要がある場合があります。これらの要件を満たすために、Veeam Agent for Microsoft Windowsはアクティブなフルバックアップを作成することができます。
Veeam Agent for Microsoft Windowsがアクティブ・フル・バックアップを実行すると、フル・バックアップ・ファイルが作成され、このファイルがバックアップ・チェーンに追加されます。
アクティブフルバックアップにより、バックアップチェーンがリセットされ、すべての増分バックアップファイルで、最新のアクティブフルバックアップファイルが新しい開始点として使用されます。以前に使用したフルバックアップファイルとその後続の増分バックアップファイルはディスクに残ります。アクティブなフル・バックアップの前に作成された最後の増分バックアップ・ファイルが古くなった後、Veeam Agent for Microsoft Windowsは以前のバックアップ・チェーンを自動的に削除します。詳細については、「アクティブフルバックアップに関する保持ポリシー」を参照してください。
アクティブフルバックアップは、手動で作成することも、または、アクティブフルバックアップが定期的に作成されるようにバックアップジョブをスケジュールすることもできます。
- アクティブフルバックアップを手動で作成する場合は、Veeam Agentの[Tray]メニューにある[Active full backup]コマンドを使用します。詳細については、「アクティブフルバックアップの作成」を参照してください。
- アクティブフルバックアップをスケジュールする場合は、New Backup Jobウィザードの[Advanced Settings]ウィンドウでスケジューリング設定を指定します。アクティブフルバックアップは、週に1回(毎週土曜日など)、または月に1回(毎月第1木曜日など)実行されるようにスケジュールできます。