コマンドラインインターフェイスを使用するVeeamリカバリメディアの作成

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    Veeamリカバリメディアは、Create Recovery Mediaウィザードで作成するだけでなく、コマンドラインインターフェイスを使用して復元イメージを作成し、ISOファイルとして保存することもできます。Veeamリカバリメディアを作成するには、次の構文のコマンドを使用します。

    "C:\ Program Files \ Veeam \ Endpoint Backup \ Veeam.EndPoint.Manager.exe" / createrecoverymediaiso / f:<location> \ <name> .iso

    この場合:

    • <location>は、復元イメージISOファイルを作成するフォルダのパスです。 このパスに記述するフォルダはすべて、事前に作成されている必要があります。このパスのフォルダ名にスペースを含めることはできません。
    • <name>は、作成するISOファイルの名前です。 このファイル名にスペースを含めることはできません。

     

    コマンドラインインターフェイスを使用するVeeamリカバリメディアの作成

    以下の点を考慮してください。

    • コマンドラインインターフェイスを使用してVeeamリカバリメディアを作成した場合、Veeam Agent for Microsoft Windowsは復元イメージに、現在Veeam Agentコンピューターにインストールされているストレージドライバとネットワークドライバ、およびこのコンピューターの現在のネットワーク設定を含めます。その他のドライバやデータ復号化キーを復元イメージに含める場合は、Create Recovery Mediaウィザードを使用してVeeamリカバリメディアを作成する必要があります。詳細については、「Veeamリカバリメディアの作成」を参照してください。
    • 作成したISOファイルを保存するフォルダのパスを/f:オプションを使用して指定しなかった場合、はISOファイルをC:\Users\%UserProfile%\Documentsフォルダに保存します。名前はVeeamRecoveryMedia_<machine>.isoで、<machine>はお使いのコンピューターの名前です。
    • コマンドラインインターフェイスを使用して、ISOファイルをネットワーク共有フォルダに保存することはできません。

    最後の終了コードを使用して、バックアップジョブが正常に完了したかどうかを確認できます。最後の終了コードを確認するには、%ERRORLEVEL%変数をcmd.exeで使用します。が出力する可能性のある終了コードは次の通りです。

    • 0 — 復元イメージは正常に作成されました
    • 1 — 復元イメージの作成操作は失敗しました

    使用例

    以下の例では、VeeamREという名前のISOファイルをE:\Veeam\RecoveryImageフォルダに作成します。

    "C:\ Program Files \ Veeam \ Endpoint Backup \ Veeam.EndPoint.Manager.exe" / createrecoverymediaiso / f:E:\ Veeam \ RecoveryImage \ VeeamRE.iso