システム状態データのバックアップ

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    OSに関連する重要コンポーネントをリストアし、復元後にOSを起動できるようにするには、システムボリューム(OSがインストールされているボリューム)とシステムで予約済みのパーティションやUEFIなどのシステムパーティションをバックアップに含める必要があります。このプロセスを簡略化するため、Veeam Agent for Microsoft Windowsでは、バックアップ範囲へオペレーティングシステムコンポーネントを追加することができます。 オペレーティングシステムデータのバックアップを選択すると、Veeam Agentは、OSに関連するあらゆるデータを自動的にバックアップに含めます。このメカニズムは、バックアップのタイプがボリュームレベルであるか、ファイルレベルであるかによって異なります。

    ボリュームレベルのバックアップでのシステム状態のバックアップ

    ボリュームレベルのバックアップにオペレーティングシステムのデータを含めるには、Operating systemデータを選択します。オペレーティングシステムデータのバックアップを選択すると、Veeam Agentは、システムボリュームとシステムで予約済みのパーティションを自動的にバックアップに含めます。今後、たとえば、OSがアップグレードされた後などに、Veeam Agentコンピューターにシステムパーティションが追加された場合には、Veeam Agentは、このようなパーティションもバックアップ範囲に追加します。

    システム状態データのバックアップ

    また、システムボリュームのバックアップを明示的に選択することもできます。システムボリュームのバックアップを選択すると、Veeam Agentは、システムで予約済みのパーティションを自動的にバックアップに含めます。ただし、Veeam Agentコンピューターにシステムパーティションが追加された場合、Veeam Agentでは、このようなボリュームをバックアップすることができない可能性があります。 したがって、システム状態データのバックアップを作成する場合には、Operating systemの選択をお勧めします。

    システム状態データのバックアップ

    ファイルレベルのバックアップでのシステム状態のバックアップ

    ファイルレベルのバックアップにオペレーティングシステムのデータを含めるには、Operating systemデータを選択します。オペレーティングシステムデータのバックアップを選択すると、Veeam Agentは、OSに関連するすべてのデータ、つまり、システムボリューム、個人用ファイル、およびシステムで予約済みのパーティションを自動的にバックアップに含めます。

    システム状態データのバックアップ

    また、システムボリュームとシステムで予約済みのパーティションのバックアップを選択することもできます。

    この場合、OSに関連する特定のフォルダ(たとえば、UsersフォルダやDocuments and Settingsフォルダ)をバックアップから除外することができます。 Operating systemデータのバックアップを選択した場合、OSに関連するどのコンポーネントをバックアップし、どのコンポーネントを除外するかを選択することはできません。

    システム状態データのバックアップ

    関連タスク

    バックアップモードの選択