CBTのリセット
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場合によっては、Veeam CBTドライバで収集したCBTデータのリセットが必要になることがあります。たとえば、Windows以外のOSでボリュームが変更された後にアクティブフルバックアップの実行を回避しようとする場合などに、これが必要になることがあります。
CBTをリセットするには、管理権限を使ってコマンドラインインターフェイスを実行し、次のいずれかのコマンドを使用します。
- Veeam AgentコンピューターのすべてのボリュームのCBTをリセットするには、次の構文を持つコマンドを使用します。
"C:\ Program Files \ Veeam \ Endpoint Backup \ Veeam.EndPoint.Manager.exe" RESETCBT all |
- 特定のボリュームのCBTをリセットするには、次の構文を持つコマンドを使用します。
"C:\ Program Files \ Veeam \ Endpoint Backup \ Veeam.EndPoint.Manager.exe" RESETCBT%volumeMountPoint% |
または
"C:\ Program Files \ Veeam \ Endpoint Backup \ Veeam.EndPoint.Manager.exe" RESETCBT%volumeUUID% |
この場合:
- %volumeMountPoint%がボリュームのマウントポイントです。たとえば、 C:\ です。
- %volumeUUID%はボリュームのIDです。たとえば、\\?\Volume{1214be80-1165-41e5-8244-8fbf79d85c31}です。
CBTをリセットした後は、次のバックアップジョブセッション中に、Veeam Agent for Microsoft Windowsが増分バックアップを作成します。バックアップジョブセッションはしばらく時間がかかります。Veeam Agent for Microsoft Windowsがバックアップされたボリュームからすべてのデータを読み込む必要があるからです。