使用ポート
Veeam Agent for Microsoft Windowsが適切に動作できるようにするため、下記のポートが開かれていることを確認してください。
送信元 | 送信先 | プロトコル | ポート | 注 |
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Veeam Agentコンピューター | Veeamバックアップサーバー | TCP | 10001 | Veeamバックアップサーバーとの通信のために、スタンドアロンモードで動作するVeeam Agent for Microsoft Windowsが使用するデフォルトポート。 Veeam Agentコンピューターとバックアップリポジトリの間では、データは、Veeamバックアップサーバーをバイパスして直接転送されます。 |
Veeam Agentコンピューター | TCP | 9395+, | Veeam Agentコンピューターで、 Veeam AgentコンポーネントとVeeam Agent for Microsoft Windows Serviceの間の通信のため、ローカルに使用されるポート。 デフォルトのポート番号が既に使用されている場合、Veeam Agent for Microsoft Windows Serviceは次のポート番号の使用を試みます。 | |
Veeamアップデート通知サーバー(autolk.veeam.com) | TCP | 443 | インターネット上でVeeamアップデート通知サーバーから利用可能なアップデートに関する情報をダウンロードするために使用されるデフォルトのポート。 | |
Veeam Backup & Replicationリポジトリとの通信 | ||||
Veeam Agentコンピューター | バックアップリポジトリの役割を実行しているLinuxサーバー | TCP | 22 | Veeam AgentコンピューターからターゲットLinuxホストへの制御チャネルとして使用されるポート。 |
TCP | 2500~3300 | データ転送チャネルとして使用されるポートのデフォルト範囲。ジョブが使用する各TCP接続に対して、この範囲から1つのポートが割り当てられます。 | ||
バックアップリポジトリの役割を実行しているMicrosoft Windows Server | TCP | 49152-65535 | 動的RPCポート範囲。詳細については、Microsoftのこちらの記事を参照してください。 | |
TCP | 2500~3300 | データ転送チャネルとして使用されるポートのデフォルト範囲。ジョブが使用する各TCP接続に対して、この範囲から1つのポートが割り当てられます。 | ||
共有フォルダCIFS(SMB)共有 | TCP | 137~139、 | Veeam AgentコンピューターからターゲットCIFS(SMB)共有への送信チャネルとして使用されるポート。 ポート137〜139は、バックアップインフラストラクチャコンポーネントがNetBIOSを使用して通信するために使用します。 ポート443は、QUICを介してターゲットCIFS(SMB)共有を接続するために使用されます。詳細については、こちらのMicrosoftの記事を参照してください。 | |
ゲートウェイMicrosoft Windows Server | TCP | 137~139、 | バックアップリポジトリとしてCIFS(SMB)共有が使用され、このCIFS共有のゲートウェイサーバーとしてMicrosoft Windows Serverが選択されている場合、ゲートウェイであるMicrosoft Windows Serverでこれらのポートを開いておく必要があります。 ポート137〜139は、バックアップインフラストラクチャコンポーネントがNetBIOSを使用して通信するために使用します。 | |
TCP | 49152-65535 | 動的RPCポート範囲。詳細については、Microsoftのこちらの記事を参照してください。 | ||
TCP | 2500~3300 | データ転送チャネルとして使用されるポートのデフォルト範囲。ジョブが使用する各TCP接続に対して、この範囲から1つのポートが割り当てられます。 | ||
Veeam Cloud Connectリポジトリとの通信 | ||||
Veeam Agentコンピューター | クラウドゲートウェイ | TCP | 6180 | Veeam Cloud ConnectリポジトリへVeeam Agentのデータを転送するために使用されるクラウドゲートウェイ上のポート。 |
証明書失効リスト | TCP | 80または443(最も利用頻度の高いもの) | Veeam Agentコンピューターは、Veeam Cloud Connectサービスプロバイダーに証明書を発行したCA(認証局)のCRL(証明書失効リスト)へのアクセスを必要とします。 通常、CRLの場所に関する情報は、CAのWebサイトにあります。 |
重要 |
Veeamリカバリメディアから起動されるコンピューターに必要なポートのリストは、Veeam Agentコンピューターで必要とされるポートのリストと同じです。 |