開始する前に

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    バックアップジョブを構成する前に、次の前提条件を確認してください。

    • バックアップファイルを保存する予定のある保存場所には十分な空き容量が必要です。
    • 利用可能なバックアップジョブオプションは、Veeam Agent for Microsoft Windowsのエディションによって異なります。必要なインスタンス数を持つライセンスを取得し、インストールしたことを確認します。詳細については、「ライセンス」を参照してください。
    • [Veeam Backup & Replicationリポジトリターゲットについて] 作成したバックアップをバックアップリポジトリに保存できるのは、バックアップサーバーでVeeam Backup & Replication 11 以降が実行されている場合のみです。Veeam Agent for Microsoft Windowsの有償版をVeeam Backup & Replicationで使用する予定がある場合は、Veeam Agent を使ってマシンを保護するために十分なインスタンス数を持つライセンスをVeeam Backup & Replicationにインストールする必要があります。詳細については、「ライセンスの管理」を参照してください。
    • [Veeam Backup & Replicationリポジトリターゲットについて] バックアップの保存先としてVeeam Backup & Replication リポジトリを使用する予定がある場合は、このバックアップリポジトリへのユーザーアクセス権限をあらかじめ構成しておく必要があります。詳細については、「バックアップリポジトリのユーザー権限の設定」を参照してください。
    • [Veeam Cloud Connectリポジトリターゲットについて] バックアップの保存先として、クラウドリポジトリを使用する予定がある場合は、サービスプロバイダーから必要な情報(クラウドゲートウェイ設定、ユーザーアカウント設定、証明書のサムプリント)が支給されていることを確認してください。
    • [Microsoft OneDriveターゲットについて] Microsoft OneDriveにログインするために、Veeam Agent for Microsoft Windowsは、Webブラウザとして、Internet Explorerを使用します。Webブラウザ設定で、ActiveXとJavaScriptを有効化する必要があります。
    • New Backup Jobウィザードの起動に使用するユーザーアカウントには、Veeam Agentコンピューターに対する管理権限が必要です。現在Microsoft Windowsにログオンしているアカウントに管理権限がない場合は、管理者のログイン情報を入力するよう求められます。

    バックアップには次の制限事項があります。

    • ローカルコンピューターのディスクに、コンピューター全体のバックアップを保存することはできません。保存場所には、外部ハードドライブまたはUSBドライブ、ネットワーク共有フォルダ、もしくはバックアップリポジトリを使用してください。
    • Veeam Agent for Microsoft Windowsは、シンボリックリンクがターゲットしているデータはバックアップしません。シンボリックリンクに含まれるパス情報のみをバックアップします。リストア後、リストア場所に、同一のシンボリックリンクが作られます。
    • Veeam Agentは、3週間後にバックアップジョブを停止することにご注意ください。