スケジュールされたバックアップの無効化と有効化
ある一定の期間、自動バックアップを実行する必要がない場合には、スケジュールされたバックアップを無効化できます。たとえば、バックアップジョブがスケジュールされている期間に、コンピューターのリソースを大量に消費する操作を実行する計画がある場合、バックアップ活動を保留にすることができます。操作が完了したら、スケジュールされているバックアップをもう一度、有効化できます。
無効化オプションは、スケジュール通りに開始されたバックアップジョブセッションに適用できます。スケジュールされているバックアップが無効化されている場合でも、スタンドアロンフルバックアップを作成して、アドホック増分バックアップを実行することは可能です。
無効化オプションは、Veeam Agent for Microsoft Windowsで構成されたすべてのバックアップジョブに適用できます。このオプションを有効化している場合、構成したすべてのジョブは定義したスケジュール通りに自動的に開始されることはありません。特定のジョブが自動的に開始されないようにする場合は、このジョブのプロパティのスケジュールオプションを無効化します。
データベースログバックアップを作成するように設定したバックアップジョブを構成した場合に、スケジュールしたバックアップを無効化すると、データベースログバックアップジョブも無効化されます。
無効化オプションによって、バックアップキャッシュ同期プロセスが保留されることはありません。Veeam Agentによってバックアップキャッシュに1つ以上のバックアップファイルが作成されている場合に、バックアップ対象が利用可能になると、Veeam Agentは即座にバックアップファイルを保存場所にアップロードします。
スケジュールされたバックアップを無効化するには、次の手順を実行します。
- システムトレイのVeeam Agent for Microsoft Windowsアイコンをダブルクリックするか、右クリックして「コントロールパネル」を選択します。
- メインメニューで、[Settings]を選択します。
- [Disable scheduled backups]チェックボックスを選択します。
スケジュールされたバックアップを有効化するには、次の手順を実行します。
- システムトレイのVeeam Agent for Microsoft Windowsアイコンをダブルクリックするか、右クリックして「コントロールパネル」を選択します。
- メインメニューで、[Settings]を選択します。
- [Disable scheduled backups]チェックボックスをクリアします。