バックアップサーバー設定
ウィザードの[Backup Server]ステップは、バックアップリポジトリにあるバックアップファイルからのデータのリストアを選択した場合に利用できます。
バックアップリポジトリを管理するVeeamバックアップサーバーの設定を指定します。
- [Veeam backup server name or IP address]フィールドに、VeeamバックアップサーバーのDNS名またはIPアドレスを指定します。
- Portフィールドに、Veeam Agent for Microsoft Windowsがバックアップリポジトリと通信するためのポート番号を指定します。 デフォルトでは、Veeam Agent for Microsoft Windowsはポート10001を使用します。
- [Specify your personal credentials]チェックボックスを選択します。 UsernameとPasswordフィールドに、このバックアップリポジトリにアクセスできるアカウントのユーザー名とパスワードを入力します。事前に、対象のVeeamバックアップサーバーによって管理されているバックアップリポジトリの権限が付与されている必要があります。詳細については、「バックアップリポジトリのユーザー権限の設定」を参照してください。
[Specify your personal credentials]チェックボックスを選択しない場合、Veeam Agent for Microsoft Windowsは製品がインストールされているコンピュータのNT AUTHORITY\SYSTEM アカウントを使用してバックアップリポジトリに接続します。Veeam AgentコンピューターがActive Directoryドメインに属していると、このシナリオを使用できます。この場合、コンピューターのアカウント(DOMAIN\COMPUTERNAME$)をADグループに追加し、このグループに、バックアップリポジトリに対するアクセス権限を付与することができます。
バックアップリポジトリのアクセス権限を[Everyone]に設定すると、Microsoft Windowsグループの全員(匿名ユーザーを除く)にアクセス権を付与することと同じになります。バックアップリポジトリにこのような権限を設定した場合、ログイン情報の指定を省略することができます。ただし、このシナリオはデモ環境のみでの使用をお勧めします。
重要 |
Veeamバックアップ・サーバのDNS名を指定した場合、Veeamバックアップ・サーバ名がVeeam Agent for Microsoft Windows がインストールされているマシンのIPv4アドレスに解決されていることを確認してください。Veeam Backup & ReplicationのVeeam Backup Serviceは、IPv4アドレスのみをリッスンします。Veeamバックアップ・サーバ名がIPv6アドレスに解決されている場合、Veeam Agent for Microsoft WindowsはVeeamバックアップ・サーバへの接続に失敗します。 |