Before You Begin

Veeam AgentバックアップジョブをVeeam Backup & Replicationコンソールで作成する前に、次の前提条件を確認してください。

  • Veeam Agentバックアップジョブに追加する予定のサーバーやワークステーションを処理するには、Veeam Backup & Replicationライセンスに十分な数のインスタンスがある必要があります。
  • バックアップファイルを保存する予定のある保存場所には十分な空き容量が必要です。
  • ジョブに追加する保護グループは、事前に構成しておく必要があります。
  • [クラウドリポジトリをターゲットとするバックアップジョブの場合] Veeam Cloud Connectサービスプロバイダーを、Veeamバックアップコンソールで追加する必要があります。

Veeam Agentバックアップジョブの制限事項は次の通りです。

  • [バックアップサーバーによって管理されるVeeam Agentバックアップジョブの場合] Veeam Backup RepositoryとVeeam Cloud Connectリポジトリに、Veeam Agentバックアップを作成できます。他のタイプの保存場所はサポートされていません。
  • [Veeam Agentによって管理されるVeeam Agentバックアップジョブの場合] コンピューター全体のバックアップをローカルコンピューターディスクに保存することはできません。保存場所には、外部ハードドライブまたはUSBドライブ、ネットワーク共有フォルダ、もしくはバックアップリポジトリを使用してください。
  • Veeam Backup & ReplicationによるVeeam Agentコンピューターの管理を開始した後は、このコンピューターのデータバックアップが、Veeam Backup & Replicationで構成されているバックアップジョブによって実行されます。コンピューターで実行されるVeeam Agentによって、バックアップジョブ設定で指定した保存場所で、新しいバックアップチェーンが開始されます。スタンドアロンモードで動作するVeeam Agentによって作成された既存のバックアップチェーンを継続することはできません。
  • Veeam Backup & Replicationで構成されているVeeam Agentバックアップジョブを、バックアップリポジトリ上の、スタンドアロンVeeam Agentによって作成されたVeeam Agentバックアップチェーンにマップすることはできません。
  • Veeam Agentは、クラウドリポジトリでのトランザクションログバックアップの作成はサポートしていません。トランザクションログのバックアップオプションは、クラウドリポジトリを対象としたバックアップジョブのプロパティで有効化することはできません。