Step 12. Specify Backup Schedule

ウィザードの[Schedule]ステップで、バックアップを実行するときに使用するスケジュールを指定します。

ジョブスケジュールを指定するには、次の手順を実行します。

  1. [Run the job automatically]チェックボックスを選択します。このチェックボックスを選択しない場合は、手動でバックアップジョブを開始してバックアップを作成する必要があります。
  2. ジョブのスケジューリング設定を定義するには、次の手順を実行します。
  • 毎日特定の時刻、定義した曜日、または特定の間隔でジョブを実行するには、[Daily at this time]を選択します。右側のフィールドを使用して、必要なスケジュールを構成します。
  • 月に一度特定の日にジョブを実行するには、[Monthly at this time]を選択します。右側のフィールドを使用して、必要なスケジュールを構成します。
  • 一日を通じて任意の間隔で繰り返しジョブを実行するには、[Periodically every]を選択します。右側のフィールドで、目的の時間単位([Hours]または[Minutes])を選択します。[Schedule]をクリックし、タイムテーブルを使用して、ジョブに対して許容される時間ウィンドウを定義します。[Start time within an hour]フィールドで、ジョブを開始する必要がある正確な時刻を指定します。

繰り返し実行するジョブは、次のルールで開始されます。

  • 定義済みの間隔は常に午前12時00分に始まります。たとえば、ジョブを4時間間隔で実行するように構成した場合、ジョブは午前12時00分、午前4時00分、午前8時00分、午後12時00分、午後4時00分というように開始されます。
  • ジョブに対して許容される時間帯を定義する場合、禁止された間隔の終了後、ジョブはすぐに開始され、定義したスケジュールで実行されます。

たとえば、ジョブを2時間間隔で実行するように構成し、許容時間帯を午前9時00分から午後5時00分に定義したとします。このルールでは、ジョブは、禁止期間が終了した午前9時00分に最初に実行されます。その後、ジョブは午前10時00分、午後12時00分、午後2時00分および午後4時00分に実行されます。

  • ジョブを連続的に実行するには、[Periodically every]オプションを選択し、右側のリストから[Continuously]を選択します。バックアップジョブの新しいセッションは、前のバックアップジョブセッションが完了するとすぐに開始されます。
  • [バックアップサーバーによって管理されるバックアップジョブの場合] ジョブを連鎖させるには、[After this job]フィールドを使用します。一般的な方法では、ジョブは順次開始されます。ジョブAが完了するとジョブBが開始され、以下同様です。ジョブの連鎖を作成する場合、連鎖の最初のジョブに対してタイムスケジュールを指定する必要があります。連鎖の残りのジョブについては、[After this job]オプションを選択し、先行するジョブをリストから選択します。

ステップ12:バックアップスケジュールの指定

次の点にご注意ください。

  • ウィザードの[Job Mode]ステップで[Managed by agent]オプションを選択した場合、[After this job]オプションは使用できません。
  • [After this job]機能により自動的にジョブが開始されるのは、連鎖内の最初のジョブがスケジュールにより自動的に開始される場合です。初回ジョブを手動で開始した場合は、Veeam Backup & Replicationによって通知が表示されます。Veeam Backup & Replicationで連鎖するジョブも開始する必要があるかどうかを選択することができます。
  1. [Automatic retry]セクションで、ジョブが何らかの理由で失敗した場合にVeeam Backup & ReplicationまたはVeeam Agent for Linux(選択したジョブモードによって異なる)がバックアップジョブを再試行する必要があるかどうかを定義します。ジョブ実行試行の数を入力し、試行の間隔を定義します。連続バックアップを選択すると、Veeam Backup & ReplicationまたはVeeam Agent for Linuxは、ジョブ実行の間、時間間隔なしで、定義した回数のジョブを再試行します。
  2. [バックアップサーバーによって管理されるバックアップジョブの場合] [Backup window]セクションで、バックアップジョブの完了までにかけてよい時間間隔を定義します。バックアップウィンドウは、ジョブが実働時間と重ならないようにして、ジョブがサーバーのパフォーマンスに影響を与えないようにします。ジョブにバックアップウィンドウを設定するには、次の手順を実行します。
  1. [Terminate job if it exceeds allowed backup window]チェックボックスを選択し、[Window]をクリックします。
  2. [Time Periods]ウィンドウで、バックアップを許可および禁止する時間を定義します。許可されたウィンドウを超過すると、ジョブは自動的に終了されます。

ステップ12:バックアップスケジュールの指定

バックアップポリシーを設定する場合、ウィザードの[Schedule]ステップで[Apply]をクリックするとVeeam Backup & Replicationによってバックアップポリシーが保護対象コンピューターに直ちに適用されます。

ステップ12:バックアップスケジュールの指定