Specifying Volumes to Back Up

ウィザードの[Objects]ステップは、ウィザードの[Backup Mode]ステップで[Volume level backup]オプションを選択した場合に利用できます。

ウィザードのこのステップでは、バックアップの範囲を指定する必要があります。つまり、バックアップに含めるボリュームを決める、ということです。指定されたバックアップ範囲の設定は、バックアップジョブに追加されているすべてのコンピューターに適用されます。ジョブでは、指定されたボリュームが1つ以上のコンピューターに存在しない場合、それらのコンピューターではこのボリュームをスキップし、存在するボリュームのみをバックアップします。

バックアップ範囲を指定するには、[Backup the following volumes only]オプションを選択し、必要なオブジェクトを追加します。

または、Veeam Agentマシン全体をバックアップすることもできます。これを行うには、[Backup all volumes except the following]オプションを選択します。このオプションを選択すると、バックアップ範囲から不要なオブジェクトを除外できます。

次のオブジェクトを含めるか除外することができます。

  • OSボリューム — 保護対象コンピューターにインストールされているOSに関連するデータ。このオブジェクトには、コンピューターのMicrosoft Windowsシステムパーティションおよび起動パーティションが含まれます。Microsoft Windows 8.1、10、2012、2012 R2、2016、2019のGPTディスクの場合、このオブジェクトには、さらに復元パーティションが含まれます。詳細については、『Veeam Agent for Microsoft Windowsユーザーガイド』の「システム状態データのバックアップ」セクションを参照してください。

OSボリュームを含めるか除外するには、ウィザードの必須セクションで、[Add]をクリックし、[OS volume]オプションを選択します。

  • 個々のボリューム。

個々のボリュームを含めるか除外するには、次の手順を実行します。

  1. ウィザードの必須セクションで、[Add]をクリックし、[Volume name]オプションを選択します。
  2. [Add Object]ウィンドウで、バックアップするボリュームのドライブ文字(例:C:\)を入力し、[OK]をクリックします。
  3. バックアップするすべてのボリュームに対して、ステップa~bを繰り返します。
  • 個々のマウントポイント。

個々のマウントポイントを含めるか除外するには、次の手順を実行します。

  1. ウィザードの必須セクションで、[Add]をクリックし、[Volume name]オプションを選択します。
  2. [Add Object]ウィンドウで、バックアップするマウント済みボリュームへのエントリーポイントであるフォルダへのパス(例:C:\Data)を入力し、[OK]をクリックします。
  3. バックアップするすべてのマウントポイントに対して、ステップa~bを繰り返します。

 

バックアップするボリュームの指定

次の点にご注意ください。

  • ボリュームレベルのバックアップにシステムボリュームを含めると、Veeam Agent for Microsoft WindowsはSystem Reserved/UEFIまたは他のシステムパーティションも自動的にバックアップに含めます。
  • Veeam Agent for Microsoft Windowsは除外リストに、すべてのコンピューターユーザーの次のMicrosoft Windowsオブジェクトを自動的に追加します。それには、一時ファイルフォルダ、ごみ箱、Microsoft Windowsページファイル、休止状態ファイル、システムボリューム情報フォルダのVSSスナップショットファイルが含まれます。

バックアップするボリュームの指定