Deploying Veeam Agent for Microsoft Windows
Veeam Backup & Replicationによって生成されたセットアップファイルを使用してVeeam Agent for Microsoft Windowsを導入するには、次の操作を実行します。
ヒント |
Veeam Agentの導入の詳しい手順については、Veeam Backup & Replicationによって生成されたセットアップファイルの中のreadme.txtでもご覧いただけます。 |
Veeam Agent for Microsoft Windowsと必要なすべてのコンポーネントをインストールするには、次の手順を実行します。
- 保護するコンピューターにVeeam Agentセットアップファイルをアップロードします。次に、セットアップファイルを保存したフォルダに移動します。
範囲の柔軟な保護グループが作成された後で、Veeam Backup & Replicationによって生成されたVeeam Agentセットアップファイルを使用する必要があることに注意してください。詳細については、「パッケージの指定」を参照してください。
- .NET Framework 4.5.2をインストールするには、ファイルNDP452-KB2901907-x86-x64-AllOS-ENU.exeをダブルクリックします。
.NET Frameworkのそれ以降のバージョンが既にコンピューターにインストールされている場合は、このステップを省略できます。
- Windows Universal C Runtime(CRT)をインストールするには、 お使いのコンピューターのOSのアーキテクチャとバージョンに応じたファイルを見つけてダブルクリックします。
OSアーキテクチャ | OSバージョン | ファイルの場所 | ファイル名 |
---|---|---|---|
32ビット | Windows 7またはWindows Server 2008 R2 | <path_to_setup_files>/Windows/VAW/x86/CRT | Windows6.1-KB2999226-x86.msu |
Windows 8またはWindows Server 2012 | Windows6.1-KB2999226-x64.msu | ||
Windows 8.1またはWindows Server 2012 R2 | Windows8-RT-KB2999226-x86.msu | ||
64ビット | Windows 7またはWindows Server 2008 R2 | <path_to_setup_files>/Windows/VAW/x64/CRT | Windows8-RT-KB2999226-x64.msu |
Windows 8またはWindows Server 2012 | Windows8.1-KB2999226-x86.msu | ||
Windows 8.1またはWindows Server 2012 R2 | Windows8.1-KB2999226-x64.msu |
- Microsoft SQL Serverコンポーネントをインストールするには、お使いのコンピューターのOSのアーキテクチャに応じて次のいずれかのファイルセットを使用します。
32ビットWindowsの場合
- <path_to_setup_files>/Windows/VAW/x86フォルダにある次のファイルをダブルクリックします。
- SharedManagementObjects.msi
- SqlLocalDB.msi
- SQlSysClrTypes.msi
64ビットWindowsの場合
- <path_to_setup_files>/Windows/VAW/x64フォルダにある次のファイルをダブルクリックします。
- SharedManagementObjects.msi
- SqlLocalDB.msi
- SQlSysClrTypes.msi
- Veeam Agent for Microsoft Windowsをインストールするには、お使いのコンピューターのOSのアーキテクチャに応じて次のいずれかのファイルを使用します。
32ビットWindowsの場合
- <path_to_setup_files>/Windows/VAWフォルダにあるファイルVeeam_B&R_Endpoint_x86.msi をダブルクリックします。
64ビットWindowsの場合
- <path_to_setup_files>/Windows/VAWフォルダにあるファイルVeeam_B&R_Endpoint_x64.msiをダブルクリックします。
- Veeam Installer Serviceをインストールするには、ファイルVeeamInstallerSvcを使用します。
Veeam Installer Serviceの以前のバージョンが既にコンピューターにインストールされている場合は、先にそれをアンインストールします。
Veeam Agent for Microsoft Windowsを設定するには、範囲の柔軟な保護グループが作成されたときに取得した設定ファイルから接続設定を適用する必要があります。これを行うには、Veeam Agentセットアップファイルが配置されているフォルダから次のコマンドを実行します。
"C:\Program Files\Veeam\Endpoint Backup\Veeam.Agent.Configurator.exe" -setVBRsettings /p:"<protection_group_name>.xml" |
この<protection_group_name>は、範囲の柔軟な保護グループの名前です。または、/pオプションで渡された設定ファイルへのフルパスを指定することもできます。
Veeam Backup & ReplicationとVeeam Agentの間の接続は永続的ではないことに注意してください。Veeam Agentは、6時間ごとにVeeamバックアップサーバーと同期します。接続設定を適用すると、Veeam Agentは次に同期するときにそれを使用してバックアップサーバーに接続します。
Veeam Agentをすぐに同期するには、Veeam Agentコンピューターで次のコマンドを実行します。
"C:\Program Files\Veeam\Endpoint Backup\Veeam.Agent.Configurator.exe" -syncnow |