Oracle Archived Log Settings
Oracleデータベースをバックアップする場合は、次のように、Veeam Agent for Microsoft Windowsでアーカイブログをどのように処理するかを指定できます。
- ウィザードの[Guest Processing]ステップで、[Enable application-aware processing]チェックボックスが選択されていることを確認します。
- [Applications]をクリックします。
- 表示されたリストで、保護グループまたは個々のコンピューターを選択して[Edit]をクリックします。
- [Transaction logs]セクションで、[Process transaction logs with this job]を選択します。
- [Processing Settings]ウィンドウで、[Oracle]タブをクリックします。
- Oracleデータベースに接続するためにVeeam Agent for Microsoft Windowsが使用するユーザーアカウントを指定するには、[Specify Oracle account with SYSDBA privileges]リストから、そのデータベースのSYSDBA権限を持つユーザーアカウントを選択します。 事前にログイン情報を設定していない場合は、[Manage accounts]リンクをクリックするか、右側の[Add]をクリックして、ログイン情報を追加します。
デフォルトでは、[Use guest OS credentials]オプションがリスト内で選択されています。このオプションが選択されていると、Veeam Agent for Microsoft Windowsは保護グループ設定で保護対象コンピューター用に指定されているアカウントでOracleデータベースに接続します。
- [Archived logs]セクションで、次のように、Veeam Agent for Microsoft WindowsによってOracleデータベース上のアーカイブログを削除する必要があるかどうかを指定します。
- [Do not delete archived logs]を選択すると、Veeam Agent for Microsoft Windowsはアーカイブログを維持します。バックアップジョブの完了時に、Veeam Agent for Microsoft Windowsはアーカイブログを削除しなくなります。
ARCHIVELOGモードがオフになっているデータベースに対しては、このオプションを選択することをお勧めします。ARCHIVELOGモードがオンになっている場合は、アーカイブログが肥大化し、ディスク容量がすべて消費される可能性があります。この場合、データベース管理者が自身でアーカイブログを処理する必要があります。
- [Delete logs older than <N> hours]または[Delete logs over <N> GB]を選択すると、Veeam Agent for Microsoft Windowsは<N>時間経過した、または<N> GBを超えたアーカイブログを削除します。Veeam Agent for Microsoft Windowsは、バックアップが正常に完了するまで待ってから、Oracle Call Interface(OCI)を介してアーカイブログの切り捨てを開始します。バックアップジョブに失敗すると、ログは次のバックアップジョブセッションが成功するまでそのまま残ります。
- OracleアーカイブログをVeeam Agent for Microsoft Windowsでバックアップするには、[Backup log every <N> minutes]チェックボックスを選択して、アーカイブログのバックアップの頻度を指定します。デフォルトでは、アーカイブログは15分ごとにバックアップされます。ログのバックアップの最小間隔は5分です。ログのバックアップの最大間隔は480分です。
- [Retain log backups]セクションで、バックアップの場所に保存されるアーカイブログに関する保持ポリシーを指定します。
- Veeam Agentのバックアップとアーカイブログのバックアップに同じ保持ポリシーを適用するには、[Until the corresponding image-level backup is deleted]を選択します。
- 特定の日数の間アーカイブログを保持するには、[Keep only last <n> days of log backups]を選択します。デフォルトでは、アーカイブログは15日間維持されます。このオプションを選択する場合は、アーカイブログの保持期間が、Veeam Agentのバックアップの保持期間より長くならないようにする必要があります。詳細については、『Veeam Agent for Microsoft Windowsユーザーガイド』の「データベースログのバックアップの保持」セクションを参照してください。