Performing Active Full Backup

アドホックフルバックアップであるアクティブフルバックアップを作成し、バックアップリポジトリ上のバックアップチェーンに追加できます。アクティブフルバックアップではバックアップチェーンがリセットされます。以降のすべての増分バックアップは、アクティブフルバックアップを起点として使用します。前に使用されていたフルバックアップは、保持ポリシーに従ってバックアップチェーンから削除されるまでは、バックアップリポジトリ上に残ります。

バックアップポリシーのアクティブフルバックアップを開始すると、Veeam Backup & ReplicationはそのポリシーをVeeam Agentコンピューターに適用し、これらのコンピューター上でアクティブフルバックアップを実行するためのコマンドを送信します。Veeam Backup & Replicationはコマンドの送信時にVeeam Agentコンピューターへの接続がアクティブであるかどうかを確認しません。アクティブフルバックアップの操作はバックアップサーバーからコマンドを受信したコンピューターでのみ実行されるということを覚えておいてください。

柔軟な範囲の保護グループおよびそれらのメンバーについてはアクティブフルバックアップを開始できないということに注意してください。そのような保護グループに含まれているVeeam Agentコンピューターはスキップされ、Veeam Backup & Replicationはバックアップポリシーセッション統計で警告メッセージを表示します。

バックアップポリシーに追加されているVeeam Agentコンピューター上でアクティブフルバックアップを実行するには、次の手順を実行します。

1. [Home]ビューを開きます。
2. インベントリペインで、[Jobs]を選択します。
3. 作業領域で、該当するバックアップポリシーを選択してリボンの[Active Full]をクリックするか、ジョブを右クリックして[Active Full]を選択します。