Step 5. Select Backup Mode
ウィザードの[Backup Mode]ステップで、バックアップを作成するモードを選択します。
- [Backup mode]セクションで、バックアップモードを選択します。次のいずれかのオプションを選択することができます。
- Entire computer — コンピューター全体のイメージのバックアップを作成する場合は、このオプションを選択します。このようなバックアップからデータをリストアする場合、コンピューター全体のイメージ、およびファイル、ディレクトリ、アプリケーションデータなど、特定のコンピューターボリューム上のデータをリカバーできます。このオプションを選択すると、ウィザードの以下のいずれかのステップが表示されます。
- ストレージ — ウィザードの[Job Mode]ステップで[Managed by backup server]オプションを選択した場合。
- リストア先 — ウィザードの[Job Mode]ステップで[Managed by agent]オプションを選択した場合。
- Volume level backup — 特定のコンピューターボリューム(システムボリュームなど)のバックアップを作成する場合は、このオプションを選択します。このようなバックアップからデータをリストアする場合、ファイル、ディレクトリ、アプリケーションデータなど、これらのボリュームのデータのみをリカバーできます。このオプションを選択すると、ウィザードの[Objects]ステップが表示されます。
- File level backup — コンピューター上の個々のディレクトリのバックアップを作成する場合は、このオプションを選択します。このオプションを選択すると、ウィザードの[Objects]ステップが表示されます。
- [ファイルレベルのバックアップの場合] バックアップをスナップショットレスモードで実行する場合は、[Backup directly from live file system]チェックボックスを選択します。このオプションを選択すると、Veeam Agent for Linuxはバックアップされたボリュームのスナップショットをバックアップ中に作成しません。これにより、Veeam AgentはVeeam Agent for Linuxによるスナップショットベースのバックアップではサポートされないファイルシステムに保存されているデータをバックアップできます。詳細については、『Veeam Agent for Linuxユーザーガイド』の「スナップショットレスのファイルレベルのバックアップ」セクションを参照してください。
ヒント |
ファイルレベルのバックアップは通常、ボリュームレベルのバックアップよりも速度が落ちます。コンピューターやバックアップ環境のパフォーマンス能力によって、ファイルレベルとボリュームレベルとのバックアップジョブのパフォーマンスにかなりの差が生じる可能性があります。特定のボリュームのファイルを含むすべてのフォルダをバックアップする場合、または大量のデータをバックアップする場合は、ファイルレベルのバックアップではなく、ボリュームレベルのバックアップを設定することをお勧めします。 |