Performing Quick Backup
1つ以上の保護対象コンピューターのアドホック増分バックアップであるクイックバックアップを作成し、バックアップリポジトリ上のバックアップチェーンに追加できます。クイックバックアップは、Veeam Agentバックアップジョブ内の1つ以上のコンピューターについてリストアポイントを追加作成する必要があり、新しいジョブの構成や既存のジョブの変更を行いたくない場合に便利です。
クイックバックアップは、次の要件を満たしているコンピューターについて実行できます。
- 保護対象コンピューターが、バックアップサーバーによって管理されるVeeam Agentバックアップジョブに追加されている。
- 保護対象コンピューターのフルバックアップファイルが、バックアップインフラストラクチャ内で構成されたバックアップリポジトリ上にある。
クイックバックアップを実行するには、次の手順を実行します。
- [Inventory]ビューを開きます。
- インベントリペインで、[Physical Infrastructure]ノードを展開し、バックアップする保護対象コンピューターを含む保護グループを選択します。
- 作業領域で、1つ以上のコンピューターを選択しリボン上の[Quick Backup]をクリックするか、そのコンピューターを右クリックし[Quick backup]を選択します。
Veeam Backup & ReplicationによりVeeam Agentバックアップジョブがトリガーされ、選択したコンピューターについて増分リストアポイントが新しく作成されます。実行中のクイックバックアップタスクの詳細がジョブセッションウィンドウに表示されます。
注 |
クイックバックアップの実行対象のコンピューターが複数のVeeam Agentバックアップジョブに追加されている場合は、Veeam Backup & Replicationによって、このコンピューターの最新のリストアポイントを作成したジョブのみがトリガーされます。 |