Viewing Backup Policy Statistics

Veeam Backup & Replicationで構成されているVeeam Agentバックアップジョブについて、統計を表示できます。Veeam Agentによって管理されるVeeam Agentバックアップジョブ、またはバックアップポリシーについては、Veeam Backup & Replicationでは以下のように統計が表示されます。

• ユーザーがバックアップポリシーを作成すると、Veeam Backup & Replicationにより、そのバックアップポリシーが保護対象コンピューターに適用されます。Veeam Backup & Replicationによって、ポリシー統計ウィンドウに、ポリシー適用プロセスと結果についての情報が表示されます。この情報は、バックアップポリシーに含まれているコンピューター上で最初のVeeam Agentバックアップジョブセッションが実行されるまで、ポリシー統計ウィンドウに表示されたままになります。
• Veeam Backup & Replication内でVeeam Agentバックアップジョブセッションの統計を利用できるようになると、この統計がポリシー統計ウィンドウに表示されます。このジョブセッション統計は、バックアップポリシー設定で選択されているバックアップファイルターゲットに応じて異なるタイミングで、Veeam Backup & Replication内で利用可能になります。

• バックアップポリシーで設定が定義されているVeeam AgentバックアップジョブによってバックアップファイルがVeeam Backup Repository上に作成される場合、バックアップジョブセッションの統計は、Veeam Backup & Replication内でリアルタイムで利用できます。
• Veeam AgentバックアップジョブによってバックアップファイルがVeeam Agentコンピューターのローカルドライブ上、ネットワーク共有フォルダ内、またはVeeam Cloud Connectリポジトリ内に作成される場合、バックアップジョブセッションの結果はVeeam Backup & Replicationにリアルタイムでは渡されません。そのようなバックアップセッションについての統計は、後で、バックアップポリシーに追加されているコンピューターを含む保護グループの再スキャン後に、Veeam Backup & Replication内で利用可能になります。このプロセスは、保護グループ設定で定義されている検出スケジュールに従って定期的に実行されます。

• Veeam Backup & Replicationによって定期的にバックアップポリシーが保護対象コンピューターに適用されます。この操作は、バックアップポリシーに追加されているコンピューターを含む保護グループの自動再スキャン中に実行されます。この適用プロセスが警告またはエラーありで完了した場合は、Veeam Backup & Replicationにより、ポリシー統計ウィンドウに、適用プロセスの結果についての情報が表示されます。2つのバックアップセッションの間は、バックアップポリシーの適用成功に関する情報は、この統計ウィンドウに表示されません。

Veeam Backup & Replicationでは、バックアップポリシーについての統計は、バックアップサーバーによって管理されるVeeam Agentバックアップジョブについての統計とは異なる方法で表示されます。それらの主な違いを以下に示します。

• バックアップポリシーの場合、Veeam Backup & Replicationでは、ジョブ進行状況バーは表示されません。バックアップポリシー内の個々のマシンについてのバックアップ進行状況のみをモニターできます。
• 詳細な統計には、バックアップポリシー設定で指定されているVeeam Agentコンピューターの数、バックアップポリシーの設定が適用されているコンピューターの数、およびVeeam Agentバックアップジョブが実行された時点でバックアップサーバーに接続されていなかったコンピューターの数が含まれています。
• ジョブ統計ウィンドウの下部にある[Errors]、[Warnings]、または[Success]ボタン（またはそれらすべて）を使用して、Veeam Agentジョブセッションの実行中に失敗、警告ありで完了、または成功で完了した操作について詳細を表示できます。

Veeam Agentバックアップポリシーの統計を表示するには、次の手順を実行します。

1. [Home]ビューを開きます。
2. インベントリペインで、[Jobs]ノードをクリックします。
3. 作業領域で、目的のVeeam Agentバックアップポリシーをダブルクリックします。別の方法として、目的のVeeam Agentバックアップポリシーを選択して、リボン上の[Statistics]をクリックするか、そのバックアップポリシーを右クリックして[Statistics]を選択することもできます。