Used Ports

次の表に、Veeam Agent管理インフラストラクチャ内の構成要素の通信が正しく行われるようにするために開く必要があるネットワークポートを示します。

Veeam Backup & Replicationの接続

バックアップサーバーとバックアップインフラストラクチャの構成要素との通信が正しく行われるようにするために開く必要があるネットワークポートについては、『Veeam Backup & Replicationユーザーガイド』の「使用ポート」セクションを参照してください。

バックアップサーバーとVeeam Cloud Connectインフラストラクチャの構成要素との通信が確実に行われるようにするために開く必要があるポートについては、「Veeam Cloud Connectガイド」の「使用ポート」セクションを参照してください。

Veeamバックアップサーバーに適用される一般的なポート要件に加え、Veeam Agent管理のシナリオにおいて使用されるバックアップサーバーでは、以下のポートが開かれている必要があります。

送信元

送信先

プロトコル

ポート

注記

Veeamバックアップサーバー

Veeam Agentコンピューター

(Microsoft Windows)

TCP

6184+

Veeam Agent for Microsoft Windows Serviceとの通信に使用されるデフォルトポート。

ポート6184が既に使用されている場合、Veeam Agent for Microsoft Windows Serviceは次のポート番号の使用を試みます。

TCP
UDP

135、137~139、445、6160、11731

Veeam Installer Serviceとの通信に使用されるデフォルトポート。

TCP

2500~3300

[Microsoft SQLのログを転送する場合] Veeam AgentコンピューターからMicrosoft SQLのログを収集するために使用されるポート。

TCP

6167、2500~3300

[Microsoft SQLのログを転送する場合] SQL Server AlwaysOn可用性グループを使用するフェイルオーバークラスターの一部として動作するVeeam AgentコンピューターからMicrosoft SQLのログを収集するために使用されるポート。

TCP

6211

[ストレージスナップショットサポートの場合]ハードウェアVSSプロバイダーとの通信に使用されるポート。詳細については、「ストレージスナップショットサポート」を参照してください。

Veeam Agentコンピューター

(Linux)

TCP

22

VeeamバックアップサーバーからVeeam Agentコンピューターへの制御チャネルとして使用されるデフォルトポート。

配布サーバー

TCP
UDP

135、137~139、445

配布サーバーコンポーネントを導入するために使用されるMicrosoft Windows Server上のポート。

TCP

49152~65535

動的RPCポート範囲。詳細については、こちらのMicrosoft KBの記事を参照してください。

TCP

9380

Veeam Distribution Serviceとの通信に使用されるデフォルトポート。

バックアッププロキシ

TCP

6211

[ストレージスナップショットサポートの場合]ハードウェアVSSプロバイダーとの通信に使用されるポート。詳細については、「ストレージスナップショットサポート」を参照してください。

配布サーバー

Veeam Agentコンピューター

(Microsoft Windows)

TCP

49152~65535

動的RPCポート範囲。詳細については、こちらのMicrosoft KBの記事を参照してください。

このポート範囲は、Veeam Installer Serviceとの通信に必要です。

TCP
UDP

135、137~139、445、6160、11731

Veeam Agentの導入のために使用されるVeeam Agentコンピューター上のポート。

Veeam Agentコンピューター

(Linux)

TCP

22

Veeam Agentパッケージの転送および導入の制御を目的とするSSH接続の確立に使用されるデフォルトポート。

Veeam Agentコンピューターの接続

送信元

送信先

プロトコル

ポート

注記

Veeam Agentコンピューター

(Microsoft Windows)

Veeamバックアップサーバー

TCP

10005

Veeamバックアップサーバーとの通信のために、管理対象モードで動作するVeeam Agent for Microsoft Windowsによって使用されるデフォルトポート。

Veeam Agentコンピューターとバックアップリポジトリとの間では、データは、Veeamバックアップサーバーをバイパスし、直接転送されます。

Veeam Agentコンピューター

TCP

9395、6183

Veeam AgentコンピューターでVeeam AgentのコンポーネントとVeeam Agent for Microsoft Windows Serviceとの通信のためにローカルに使用されるポート。

デフォルトのポート番号が既に使用されている場合、Veeam Agent for Microsoft Windows Serviceは次のポート番号の使用を試みます。

Veeam Agentコンピューター

(Linux、macOS)

Veeamバックアップサーバー

TCP

10006

Veeamバックアップサーバーとの通信に使用されるデフォルトポート。

Veeam Agentコンピューターとバックアップリポジトリとの間では、データは、Veeamバックアップサーバーをバイパスし、直接転送されます。

Veeam Agentコンピューター

TCP

2500~3300

データ送信中にVeeam Agent for Linuxのコンポーネント間の通信に使用されるポートのデフォルトの範囲。バックアップジョブが使用する各TCP接続に対して、この範囲から1つのポートが割り当てられます。

Veeam Backup & Replicationリポジトリとの通信

Veeam Agentコンピューター

バックアップリポジトリの役割を実行しているLinuxサーバー

TCP

2500~3300

データ転送チャネルとして使用されるポートのデフォルト範囲。ジョブが使用する各TCP接続に対して、この範囲から1つのポートが割り当てられます。

バックアップリポジトリの役割を実行しているMicrosoft Windows Server

TCP

49152~65535
(Microsoft Windows 2008以降の場合)

動的RPCポート範囲。詳細については、こちらのMicrosoft KBの記事を参照してください。

TCP

2500~3300

データ転送チャネルとして使用されるポートのデフォルト範囲。ジョブが使用する各TCP接続に対して、この範囲から1つのポートが割り当てられます。

共有フォルダCIFS(SMB)共有

TCP
UDP

135、137~139、445

Veeam AgentコンピューターからターゲットCIFS(SMB)共有への送信チャネルとして使用されるポート。

ゲートウェイMicrosoft Windows Server

TCP
UDP

135、137~139、445

バックアップリポジトリとしてCIFS(SMB)共有が使用され、このCIFS共有のゲートウェイサーバーとしてMicrosoft Windows Serverが選択されている場合、ゲートウェイであるMicrosoft Windows Serverでこれらのポートを開いておく必要があります。

TCP

49152~65535

動的RPCポート範囲。詳細については、こちらのMicrosoft KBの記事を参照してください。

TCP

2500~3300

データ転送チャネルとして使用されるポートのデフォルト範囲。ジョブが使用する各TCP接続に対して、この範囲から1つのポートが割り当てられます。