Getting Started
Veeam Backup & ReplicationでVeeam Agent管理機能の使用を開始するには、以下の操作を実行する必要があります。
- Veeam Backup & Replicationを導入します。
詳細については、『Veeam Backup & Replicationユーザーガイド』の「導入」セクションを参照してください。
- セキュリティ設定を構成します。
デフォルトでは、Veeam Backup & Replicationには、バックアップサーバーと保護対象コンピューターとの安全な接続を確立するために以下の設定が用意されています。
- 関係者間の安全な接続を確立するために、Veeam Backup & Replicationでは、デフォルトの自己署名証明書が使用されます。
- Veeam Backup & Replicationにより、新しいすべてのLinuxホストに、バックアップサーバーとの接続の確立が許可されます。
デフォルトのセキュリティ設定を使用することや、必要に応じてそれらを変更することができます。詳細については、「セキュリティ設定の構成」を参照してください。
- Veeam Agentで保護するコンピューターを、Veeam Backup & Replicationインベントリに追加します。
Veeam Backup & Replicationでは、Veeam Agentで保護するコンピューターは保護グループに分類されます。Veeam Backup & Replicationコンソールを使用して、個々のコンピューター、Microsoft Active Directoryオブジェクト、またはCSVファイルからインポートしたコンピューターリストを含む、1つ以上の保護グループを作成できます。詳細については、「保護グループの作成」を参照してください。
- 保護対象コンピューターを検出し、Veeam Agentを導入します。
Veeam Backup & Replicationは、自動的に保護対象コンピューターを検出し、検出したコンピューターにVeeam Agentをインストールするように設定されています。デフォルトでは、これらの操作は、保護グループを作成するとすぐに実行されます。必要な場合は、保護グループ設定内のVeeam Agent検出オプションと導入オプションを変更できます。保護グループ全体、保護グループ内の個々のActive Directoryオブジェクト、または保護グループ内の個々のコンピューターに対して、検出操作と導入操作を手動で実行することもできます。詳細については、「検出と導入のオプションの指定」、「保護グループに関する作業」、および「保護対象コンピューターの管理」を参照してください。
- Veeam Agentバックアップジョブの設定を構成します。
1つ以上のVeeam Agentバックアップジョブを構成し、これらのジョブを1つ以上の保護グループ、Active Directoryオブジェクト、または個々のコンピューター(またはそれらすべて)に追加することができます。Veeam Backup & Replicationでは、以下のタイプのVeeam Agentバックアップジョブを構成できます。
- Veeamバックアップサーバーによって管理されるVeeam Agentバックアップジョブ
- Veeam Agentによって管理されるVeeam Agentバックアップジョブ、またはVeeam Agentバックアップポリシー
詳細については、「Veeam Agentバックアップジョブの作成」を参照してください。
- Veeam Agentバックアップジョブおよびバックアップポリシーの管理
Veeam Agentバックアップジョブおよびバックアップポリシーを開始、停止、有効化、無効化して、保護対象コンピューター上でのデータ保護操作を管理できます。詳細については、「Veeam Agentバックアップジョブおよびバックアップポリシーに関する作業」を参照してください。
- 災害発生時には、Veeam Agentバックアップからデータをリストアできます。
詳細については、「Veeam Agentバックアップからのデータのリストア」を参照してください。