Backup Storage Settings
ウィザードの[Storage]ステップは、[Managed by backup server]モードをウィザードの[Job Mode]ステップで選択した場合に利用できます。
バックアップジョブを管理する同じバックアップサーバーによって管理されるターゲットバックアップリポジトリの設定を指定します。
- [Backup repository]リストで、Veeam Agentバックアップの保存先となるバックアップリポジトリを選択します。次の種類のバックアップリポジトリから選択できます。
- 作成されたバックアップジョブを管理するバックアップサーバー上に構成されたVeeam Backup Repository。
- Veeam Cloud Connectサービスプロバイダーによってテナントアカウントに割り当てられるクラウドリポジトリ。
バックアップリポジトリを選択すると、Veeam Backup & Replicationは、バックアップリポジトリ上に利用可能な空き領域がどれぐらいあるかを自動的にチェックします。
- バックアップリポジトリに保存されている特定のバックアップに、ジョブをマッピングできます。バックアップファイルを新しいバックアップリポジトリに移動し、この新しいバックアップリポジトリ上の既存のバックアップにジョブをポイントする場合に、バックアップジョブのマッピングが役立ちます。また、構成データベースが破損したため、バックアップジョブを再構成する必要がある場合にも使用できます。
ジョブをバックアップにマッピングするには、[Map backup]リンクをクリックし、バックアップリポジトリ上のバックアップを選択します。バックアップはジョブ名によって容易に特定できます。バックアップを見つけるには、ウィンドウの下部にある検索フィールドを使用することもできます。
注 |
次の点にご注意ください。
|
- バックアップ保持ポリシー設定を次のように指定します。
- [Retention policy]リストからリストアポイントを選択し、保存場所にバックアップファイルを保存するリストアポイントの数を指定します。デフォルトでは、Veeam Backup & Replicationは最新の7つのリストアポイントで作成されたバックアップファイルを保持します。この数を超えると、Veeam Backup & Replicationは最も古いリストアポイントをバックアップチェーンから削除します。
- [Retention policy]リストから日数を選択し、保存場所でバックアップファイルを保存する日数を指定します。デフォルトでは、Veeam Backup & Replicationはバックアップファイルを7日間保持します。この期間が終了すると、Veeam Backup & Replicationは、最も古いリストアポイントをバックアップチェーンから削除します。
- GFS(Grandfather-Father-Son)保持スキームを使用する場合は、[Keep some periodic full backups longer for archival purposes]チェックボックスを選択して、[Configure]をクリックします。[Configure GFS]ウィンドウで、週次、月次、および年次でフルバックアップを保持する方法を指定します。詳細については、『Veeam Backup & Replicationユーザーガイド』の「GFS保持ポリシー」セクションを参照してください。
- バックアップジョブで作成されたバックアップファイルを、第2の保存先(バックアップリポジトリまたはテープ)にアーカイブする場合は、[Configure secondary backup destinations for this job]チェックボックスを選択します。このオプションを有効にすると、New Agent Backup Jobウィザードに追加のステップ、[Secondary Target]が表示されます。ウィザードの[Secondary Target]ステップで、バックアップジョブをBackup copyジョブや、Backup to tape のバックアップジョブにリンクできます。
このオプションを有効にできるのは、既にバックアップサーバーにBackup copyジョブまたはBackup to tapeジョブが構成されている場合だけです。
- バックアップジョブの詳細設定を指定するには、[Advanced]をクリックします。詳細については、「バックアップの詳細設定の指定」を参照してください。