MySQL Processing Settings

Veeam Agent for LinuxによるMySQLデータベースの処理方法を指定できます。

  1. ウィザードの[Guest Processing]ステップで、[Enable application-aware processing]チェックボックスを選択します。
  2. [Applications]をクリックします。
  3. 表示されたリストで、保護グループまたは個々のコンピューターを選択して[Edit]をクリックします。

保護グループの一部として追加されているコンピューターにカスタム設定を定義する場合は、そのコンピューターをスタンドアロンのオブジェクトとしてリストに追加する必要があります。このためには、[Add]をクリックして、設定をカスタマイズするコンピューターを選択します。続いてリストからコンピューターを選択して必要な設定を定義します。

  1. [General]タブの[Applications]セクションで、[Require successful processing]または[Try application processing, but ignore failures]を選択します。
  2. [Processing Settings]ウィンドウで、[MySQL]タブをクリックします。
  3. MySQLデータベースに接続するためにVeeam Agent for Linuxが使用するユーザーアカウントを指定するには、[Specify MySQL account with superuser privileges]リストから、そのデータベースの次の権限を持つユーザーアカウントを選択します。
  • すべてのテーブルに対するSELECT。アカウントにテーブルのSELECT権限がない場合、Veeam Agentはテーブルメタデータにアクセスできません。このため、Veeam Agentはテーブルを処理しません。詳細については、MySQLのドキュメントを参照してください。
  • LOCK TABLES。アカウントにこの権限がない場合、 Veeam AgentはMyISAMストレージエンジンに基づいてテーブルを処理しません。

事前にログイン情報を設定していない場合は、[Manage accounts]リンクをクリックするか、右側の[Add]をクリックして、ログイン情報を追加します。

デフォルトでは、[User from password file]オプションがリスト内で選択されています。このオプションが選択されていると、Veeam Agent for LinuxはVeeam Agentコンピューター上のパスワードファイルで指定されているアカウントでMySQLデータベースに接続します。パスワードファイルのデフォルトの場所は/root/.my.cnfです。パスワードのファイル形式については、『Veeam Agent for Linuxユーザーガイド』の「MySQL処理のためのパスワードファイルの準備」セクションを参照してください。

  1. パスワードファイルのカスタムパスを指定するには、[Password file path]フィールドでフルパスを指定します。相対パスの指定はサポートされていません。

Veeam Agent for LinuxによるMySQLデータベースシステムの処理方法については、『Veeam Agent for Linuxユーザーガイド』の「MySQLのバックアップ」セクションを参照してください。

MySQL処理設定