Starting and Stopping Backup
バックアップポリシーに追加されているVeeam Agentコンピューター上でのバックアップを手動で開始できます。たとえば、バックアップチェーン内にさらにリストアポイントを作成する必要があり、バックアップスケジュールを変更したくない場合などです。バックアッププロセスを停止することもできます。たとえば、Veeam Agentコンピューターの処理に時間がかかりそうで、バックアッププロセスにより業務時間中に本番環境へのワークロードを発生させたくない場合などです。
バックアップポリシーのバックアッププロセスを開始すると、Veeam Backup & Replicationにより、そのポリシーがVeeam Agentコンピューターに適用され、これらのコンピューター上のバックアップジョブを開始するためのコマンドが送信されます。
バックアップポリシーのバックアッププロセスを停止すると、Veeam Backup & Replicationにより、そのポリシーがVeeam Agentコンピューターに適用されることはなく、これらのコンピューター上のバックアップジョブを停止するためのコマンドがすぐに送信されます。
そのコマンドの送信時に、Veeam Backup & ReplicationによってVeeam Agentコンピューターへの接続がアクティブであるかどうかが確認されることはありません。操作の開始または停止はバックアップサーバーからそのコマンドを受信したコンピューターでのみ実行されることを覚えておいてください。
柔軟な範囲の保護グループおよびそれらのメンバーについてはバックアッププロセスを開始または停止できないということに注意してください。そのような保護グループに含まれているVeeam Agentコンピューターはスキップされ、Veeam Backup & Replicationでは、バックアップポリシーセッション統計で警告メッセージが表示されます。
バックアップの開始
バックアップポリシーに追加されているVeeam Agentコンピューター上でのバックアップを開始するには、次の手順を実行します。
- [Home]ビューを開きます。
- インベントリペインで、[Jobs]を選択します。
- 作業領域で、該当するバックアップポリシーを選択してリボンの[Start]をクリックするか、ジョブを右クリックして[Start]を選択します。
ヒント |
Veeam Agentユーザーインターフェイスから保護対象コンピューター上のVeeam Agentバックアップジョブを直接開始することもできます。 |
バックアップの停止
バックアップポリシーに追加されているVeeam Agentコンピューター上でのバックアップを停止するには、次の手順を実行します。
- [Home]ビューを開きます。
- インベントリペインで、[Jobs]を選択します。
- 作業領域で、バックアップポリシーを選択してリボンで[Stop]をクリックするか、ジョブを右クリックして[Stop]を選択します。表示されたウィンドウで、[Yes]をクリックします。