Licensing Requirements
Veeam Agent管理機能は、インスタンス数を単位としてライセンスが付与されます。インスタンスは、Veeam Agent for Microsoft Windows、 Veeam Agent for Linux、Veeam Agent for Macでマシン(サーバーおよびワークステーション)の保護に使用できる単位(またはトークン)です。使用できるインスタンスの数は、Veeam Backup & Replicationにインストールされているライセンスのタイプによって異なります。
- インスタンス単位のライセンス。Veeam Backup & Replicationでインスタンス単位のライセンスを使用する場合、Veeam Agentで処理できるサーバーとワークステーションの数は、Veeam Backup & Replicationのエディションおよびライセンスに含まれているインスタンスの数によって異なります。詳細については、「Veeamライセンスポリシー」を参照してください。
- ソケット単位ライセンス。Veeam Backup & Replicationでソケット単位の永久ライセンスを使用する場合、最大6個のインスタンスを使用してVeeam Agentを処理できます。ライセンスに含まれているソケットの数が6個未満である場合は、ライセンスに含まれているソケットの数と同数のインスタンスを使用できます。たとえば、ライセンスに含まれているソケットの数が5個である場合は、5個のインスタンスを使用できます。ライセンスに含まれているソケットの数が7個である場合は、6個のインスタンスを使用できます。
Veeam Agentを使用して、 ソケット単位ライセンスを使用する仮想化ホストに配置されているVMを保護できます。このシナリオでは、ライセンスに含まれているインスタンスはVeeam Agentでは使用されません。
- Community Edition。Veeam Backup & Replicationでライセンスをインストールしない場合、製品のCommunity Editionを使用できます。Veeam Backup & ReplicationのCommunity Editionでは、10個のインスタンスを使用できます。Veeam Backup & ReplicationのCommunity Editionで利用できる機能は、製品のStandard Editionの場合と同じです。
Veeam Backup & Replicationのライセンスの詳細については、『Veeam Backup & Replicationユーザーガイド』の「ライセンス」セクションを参照してください。
Veeam Agentによるインスタンス使用の管理
Veeam Agentは、Veeamバックアップサーバーに接続すると、ライセンスに含まれてるインスタンスの使用を開始します。たとえば、Veeam Backup & Replicationを使用してVMを処理し、Veeam Agentではライセンスに含まれているインスタンスを使用しないようにする場合に、Veeam Agentでのライセンス使用を制限できます。
Veeam Agentでのインスタンス使用を制限するには、以下の手順を実行します。
- メインメニューで[License]を選択します。
- [License Information]ウィンドウで[Instances]タブをクリックします。
- [Instances]タブで、[Allow unlicensed agents to consume instances]チェックボックスをクリアします。
- [Close]をクリックします。