変換プロセス

Veeam Backup & Replicationでは、バックアップコピータスクの後またはバックアップコピー間隔の最後に、ターゲットバックアップリポジトリ内でさらに変換を実行できます。変換プロセスを以下に示します。

  • バックアップチェーンの変換

新しいリストアポイントがターゲットバックアップリポジトリにコピーされると、Veeam Backup & Replicationでは、バックアップジョブの保持ポリシー設定を確認します。リストア・ポイントの制限を超えた場合、Veeam Backup & Replicationではバックアップ・チェーンを変換して、新しいリストア・ポイント用のスペースを確保します。詳細については、「バックアップコピーのジョブの保持ポリシー」を参照してください。

変換プロセスの後、Veeam Backup & Replicationでは、さらに操作を実行でき、削除されたワークロードをバックアップチェーンから除去することや、フルバックアップファイルをコンパクト化することができます。

  • 削除されたアイテムの除去

バックアップコピージョブ設定で、バックアップコピージョブによって作成されたバックアップから削除済みワークロードのデータを削除するまでの期間を指定できます。この期間が終了すると、Veeam Backup & Replicationでは、ジョブに含まれているワークロードのリストを確認し、ターゲットバックアップリポジトリ内のバックアップチェーンから削除済みワークロードのデータを除去します。データがどのように削除されるか、および適用される制限事項の詳細については、「削除されたアイテムの保持」を参照してください。削除されたアイテムの保持を構成する方法の詳細については、「詳細設定の指定」を参照してください。

  • フルバックアップファイルのコンパクト化

バックアップコピージョブ設定で、フルバックアップファイルを定期的にコンパクト化することを選択して、そのサイズを縮小し、読み取りと書き込みの操作の速度を上げることができます。詳細については、「フルバックアップファイルのコンパクト化」を参照してください。