オンホスト バックアップ
SMB3共有上のVMのオンホストバックアップは、ローカルストレージやCSV上にあるVMのオンホストバックアップと似ています。オンホストバックアップ中、Microsoft VSSコンポーネント、File Share Shadow Copy Provider、Veeamデータムーバーがソースホストで呼び出されます。File Share Shadow Copy Agentは、SMB3サーバーで呼び出されます。その結果、すべてのデータ処理は、ソースMicrosoft Hyper-VホストとSMB3サーバーの上で直接行われます。
オンホストバックアップ処理の手順は次の通りです。
- Veeam Backup & Replicationが、必要なファイル共有のシャドウコピーをトリガーします。ソースホストで呼び出されたMicrosoft VSSコンポーネントとSMB3サーバーが、要求されたファイル共有の存在するボリュームのシャドウコピーを作成し、これをファイル共有としてSMB3サーバーに公開します。
- ソースホスト上のVeeamデータムーバーが、SMB3サーバーに公開されたシャドウコピーファイル共有にアクセスします。Veeam Backup & Replicationが、このシャドウコピーからVMデータを取得し、処理して、データを宛先にコピーします。
- バックアップ処理の完了後、シャドウコピーは削除されます。
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