Scale-Out Backup Repositoryからのアーカイブエクステントの除外

たとえば、サードパーティのサービスを利用してデータを保存する必要がなくなった場合などに、スケールアウトバックアップリポジトリの範囲からアーカイブエクステントを除外できます。

アーカイブエクステントとして使用されていてアーカイブ済バックアップデータを格納しているオブジェクトストレージリポジトリを除外した後、Veeam Backup & Replicationでは、除外されたオブジェクトストレージリポジトリが自動的にメンテナンスモードになることを考慮してください。リポジトリがメンテナンスモードになると、そのリポジトリからはデータをリストアできなくなります。通常のリポジトリに戻すには、そのリポジトリをアーカイブエクステントとして再度追加し、既存のバックアップチェーンとこのスケールアウトバックアップリポジトリのデータを同期する必要があります。同期が完了すると、既存のバックアップがインポートされた状態で利用可能になります。

アーカイブエクステントをスケールアウトバックアップリポジトリの範囲から除外するには、次の手順を実行します。

  1. [Backup Infrastructure]ビューを開きます。
  2. インベントリペインで、[Scale-out Repositories]をクリックします。
  3. 作業領域で、スケールアウトバックアップリポジトリを選択してリボンの[Edit Scale-out Repository]をクリックするか、スケールアウトバックアップリポジトリを右クリックして[Properties]を選択します。
  4. ウィザードの[Archive tier]ステップに移動します。
  5. [Archive GFS full backups to object storage ]チェックボックスをクリアします。

ポップアップダイアログで操作を確認するよう求められます。その後、オブジェクトストレージリポジトリがすぐにメンテナンスモードになります。

スケールアウトバックアップリポジトリからのアーカイブエクステントの除外