レプリケーションのシナリオ

Veeam Backup & Replicationは2つのレプリケーション・シナリオをサポートします。

両方のシナリオとも、オンサイトレプリケーションおよびリモート災害復旧(DR)サイトへのレプリケーションに適用できます。どちらのシナリオでも、VMデータは直接データパス経由、またはWANアクセラレータのペア経由でレプリケートできます。

オンホストレプリケーション

オンホストレプリケーションは、LANまたはWAN経由でVMをレプリケートする場合に使用できます。このシナリオには、次のバックアップインフラストラクチャコンポーネントが必要です。

その他のインフラストラクチャコンポーネントは不要です。ただし、ソースVeeamデータムーバーは、ソースホスト上で追加のオーバーヘッドを引き起こすことがある点に注意してください。

レプリケーションシナリオ 

オフホストレプリケーション

LANおよびWAN経由でVMをレプリケートする場合は、オフホストレプリケーションを使用できます。オンホストレプリケーションとは対照的に、このシナリオには、追加のレプリケーションインフラストラクチャコンポーネント、つまりオフホストバックアッププロキシが必要です。

オフホストレプリケーションシナリオには、次のレプリケーションインフラストラクチャコンポーネントが必要です。

オフホストレプリケーション時には、必要なすべてのデータ変換(たとえば、データ圧縮やブロックフィルタリング)はオフホストバックアッププロキシで実行されます。それによりソースホスト上の不都合なオーバーヘッドが減少します。

レプリケーションシナリオ