ステップ 5:ターゲットデータストアの選択
ウィザードの[Datastore]のステップは、高度なフェイルバックを実行する場合にだけ表示されます。
レプリカからVMをリストアするときに、VM全体を任意の場所に格納したり、リストアするVMの設定ファイルとディスクファイルを別の場所に格納したりすることができます。
リストア先データストアを指定するには、次の手順を実行します。
- リスト内で1つまたは複数のVMを選択し、[Path]をクリックします。
- VMの設定ファイルとディスクファイルを別々の場所に格納する必要がある場合は、リスト内でVMを展開し、必要なファイルタイプを選択して[Path]をクリックし、必要なフォルダをポイントします。リストアされたVMのファイルを保存するための専用フォルダを作成するには、ウィンドウ下部の[Make New folder]ボタンを使用します。
VMのリストア先としてMicrosoft SMB3の共有フォルダを選択できます。
- リスト内でVMを選択し、ウィンドウ下部の[Path]をクリックします。
- [Select Folder]ウィンドウ下部の検索フィールドに、Microsoft SMB3共有フォルダのパスを入力します。パスはUNC形式で指定する必要があります。たとえば\\172.16.11.38\Share01などです。
VMを登録するホストやクラスターは、Microsoft SMB3共有フォルダにアクセスできる必要があります。SCVMM 2012以降を使用している場合は、Microsoft SMB3共有をホストするサーバーをストレージデバイスとしてSCVMMに登録する必要があります。詳細については、Microsoftのドキュメントを参照してください。