ステップ4:バックアップの配置ポリシーの指定

ウィザードの[Policy]ステップで、スケールアウトバックアップリポジトリのパフォーマンスエクステントにバックアップファイルを格納する方法を指定します。

  1. 次の手順を実行して、スケールアウトバックアップリポジトリのバックアップファイル配置ポリシーを設定します。
    • 同じバックアップチェーンに属するバックアップファイルをまとめて格納する場合は、[Data locality]を選択します。この場合、フルバックアップファイルとそれに続く増分バックアップファイルは、スケールアウトバックアップリポジトリの同じパフォーマンスエクステントに格納されます。重複排除ストレージアプライアンスをパフォーマンスエクステントとして使用しない限り、新しいバックアップチェーンは同じパフォーマンスエクステントに格納される場合もあれば、別のパフォーマンスエクステントに格納される場合もあります。
    • フルバックアップファイルと増分バックアップファイルをスケールアウトバックアップリポジトリの異なるパフォーマンスエクステントに格納する場合は、[Performance]を選択します。[Performance]ポリシーを設定する場合は、ネットワークの接続が高速で信頼性が高いことを確認し、Veeam Backup & Replicationがバックアップ・チェーンからすべてのバックアップ・ファイルにアクセスできるようにする必要があります。

詳細については、「バックアップファイルの配置」を参照してください。

  1. [Performance]ポリシーを選択すると、特定のパフォーマンスエクステントに格納されるバックアップファイルの種類を制限できます。たとえば、3つのパフォーマンスエクステントをスケールアウトバックアップリポジトリに追加し、そのうちの1つのエクステントにフルバックアップファイルを格納し、残りの2つのエクステントに増分バックアップファイルを格納するとします。
  1. [Customize]をクリックします。
  2. [Backup Placement Settings]ウィンドウで、パフォーマンスエクステントを1つ選択して[Edit]をクリックします。
  3. このエクステントに格納するバックアップファイルの種類、つまり[Full backup files]または[Incremental backup files]の横にあるチェックボックスを選択します。デフォルトでは、Veeam Backup & Replicationはフル・バックアップ・ファイルと増分バックアップ・ファイルの両方を同じエクステントに格納できます。

ステップ4:バックアップの配置ポリシーの指定