ステップ4:リストアオプションの指定

ウィザードの[Restore Options]ステップで、同じ名前のファイルが既にターゲットフォルダに存在している場合の上書きオプションを指定します。

  • Skip restoring (keeps the existing file)。既存のファイルをリストアしたファイルで上書きしたくない場合は、このオプションを選択します。
  • Replace older files only (use if a share was reverted to a storage snapshot)。既存のファイルがリストアしたファイルよりも古い場合のみ上書きする場合は、このオプションを選択します。
  • Replace newer files only (use to discard unwanted contents changes)。リストアしたファイルがソース共有ファイルよりも古い場合のみ既存のファイルを上書きする場合は、このオプションを選択します。
  • Restore anyway (overwrites the existing file)。どのような場合でも、既存のファイルをリストアしたファイルで上書きする場合は、このオプションを選択します。

リストアしたファイルのもともとの所有権とセキュリティ権限を維持する場合は、[Restore permissions and security attributes]チェックボックスを選択します。このチェックボックスを選択しなかった場合、Veeam Backup & Replicationはセキュリティ設定を変更します。リストアされたオブジェクトの所有者には、Veeam Backup Serviceを実行しているユーザーアカウントが設定されます。アクセス権限は、オブジェクトのリストア先となったターゲットフォルダから継承されます。

ステップ4:リストアオプションの指定 注:

Veeam Backup & Replicationではソースファイル共有のルートフォルダのACL処理設定は収集されないためそれらのリストアはできないということに留意してください。ファイル共有全体をリストアする前に、ターゲットファイル共有のルートフォルダについて、必要なACL処理設定を指定する必要があります。

ステップ4:リストアオプションの指定