Veeam バックアップカタログ

VMゲストOSファイルのインデックス作成では、Veeam Backup & ReplicationはVeeam Guest Catalog Serviceを使用します。バックアップインフラストラクチャ内で、Veeam Guest Catalog ServiceはVeeamバックアップサーバーおよびVeeam Backup Enterprise Managerサーバーにインストールされます。

  • VeeamバックアップサーバーのVeeam Guest Catalog Serviceはローカルカタログサービスとして機能します。バックアップジョブのためのインデックス作成データを収集し、このデータをVeeam Backup Catalogフォルダに格納します。

デフォルトでは、インデックス作成データはバックアップサーバーのVBRCatalogフォルダに保存されます。Veeam Backup & Replicationは、最大の空き容量を持つボリューム(C:\VBRCatalogなど)にこのフォルダを作成します。

  • Veeam Backup Enterprise ManagerのVeeam Guest Catalog Serviceはグローバルなフェデラル・カタログ・サービスとして機能します。Veeam Backup Enterprise Managerに接続されたバックアップ・サーバーのVeeam Guest Catalog Serviceと通信し、次のタスクを実行します。
    • バックアップサーバーからインデックス作成データをレプリケートして、バックアップインフラストラクチャ全体のためのグローバルカタログを作成します。

Veeam Backup Enterprise Managerサーバーでは、インデックス作成データを保存するデフォルトフォルダ(VBRCatalogフォルダ)は、最大の空き容量を持つボリュームに配置されます。

  • インデックス作成データの保持を維持します。
  • 現在のバックアップファイルとアーカイブされたバックアップファイルでVMゲストOSファイルを検索できるようにします。