Linuxサーバー

ローカルストレージ、ダイレクト接続ストレージ、またはマウントされたNFSストレージを持つLinuxサーバーをバックアップリポジトリとして追加することができます。サーバーがSANファブリックに接続されている場合、ストレージをローカルディスク、ダイレクト接続のディスクベースのストレージ(USBハードドライブなど)、NFS共有、またはiSCSI/FC SAN LUNとすることができます。

Linuxリポジトリは、バックアップファイルを指定された期間イミュータブルにすることができるイミュータビリティ機能をサポートしています。詳細については、「強化リポジトリ」を参照してください。

Linuxバックアップリポジトリの導入

Linuxベースのリポジトリと通信するために、Veeam Backup & Replicationではデータ処理と転送を実行する次の2つのVeeamデータムーバーが使用されます。

  • バックアッププロキシ上のVeeamデータムーバー
  • Linuxバックアップリポジトリ上のVeeamデータムーバー

LinuxベースサーバーとのVeeamデータムーバーの通信の詳細については、「Veeamデータムーバー」を参照してください。

Veeamデータムーバーがバックアッププロキシ上のソース側のデータムーバーとの通信を確立し、LANまたはWAN経由での効率的なデータ転送が可能になります。

Linuxサーバー 

Linuxバックアップリポジトリの要件

リポジトリのロールを実行するマシンは、次の要件を満たしている必要があります。

  • システム要件
  • リポジトリのロールはLinuxマシン(物理または仮想)に割り当てることができます。
  • マシンを管理対象サーバーとして、Veeam Backup & Replicationコンソールに追加する必要があります。
  • Veeamデータムーバーが導入されていない場合、Veeam Backup & ReplicationはSSHプロトコルを使用してLinuxバックアップリポジトリと通信し、Linuxリポジトリ上でSCPユーティリティを必要とします。 Linuxホスト上でSSHデーモンが適切に構成され、SCPユーティリティが利用できることを確認してください。
  • Linuxバックアップリポジトリで高速クローンを使用する場合、マシンは、高速クローンセクションに記載されている要件も満たす必要があります。

強化リポジトリの制限については、制限と考慮事項を参照してください

関連トピック

バックアップリポジトリの追加