バックアップコピージョブのマッピング
バックアップコピージョブのマッピングは、ネットワークを介して転送するデータの量を減らし、WANアクセラレータまたは低速な接続での負荷を減らすのに役立ちます。
ターゲットバックアップリポジトリを他のバックアップコピージョブまたはバックアップジョブのターゲットとしても使用する場合は、コピーするマシンのバックアップが既に存在する可能性があります。このような場合は、バックアップコピージョブをこのバックアップにマッピングすることができます。
バックアップにマッピングされたバックアップコピージョブは、次のように実行されます。
- Veeam Backup & Replicationで、バックアップ・コピー・ジョブのマッピング先のバックアップにアクセスします。このバックアップは、チェーン内にいくつかのリストアポイントを含んでいる場合があります。このバックアップチェーンは、以降のバックアップコピープロセスでシードとして使用されます。
- 後続のバックアップコピーセッション中に、Veeam Backup & Replicationでは、通常の方法でリストアポイントをコピーします。増分の変更のみをコピーして、新しいリストアポイントとしてシードバックアップチェーンの隣に格納します。
マッピングされたバックアップコピージョブでは、コピーされたリストアポイントは、ターゲットバックアップリポジトリの専用フォルダには格納されません。代わりに、「シード」バックアップチェーンが存在する同じフォルダに、リストアポイントが格納されます。
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