ステップ8:Re-IPルールの構成
ウィザードの[Re-IP]ステップは、[Name]ステップで[Replica re-IP]チェックボックスを選択した場合に利用できます。このステップは、Microsoft Windows OSを使用したVMに対してのみ適用されます。
ウィザードの[Re-IP]ステップで、re-IPルールを構成します。これらのルールにより、本番サイト内のIPを災害復旧(DR)サイト内のIPにマッピングします。フェイルオーバーを実行すると、Veeam Backup & Replicationにより、構成されているre-IPルールが確認され、ルールが適用される場合はレプリカIPが変更されます。ルールに指定されているネットワークマスクに応じてVMレプリカによって新しいIPアドレスが取得されるため、DRサイトのレプリカに到達できるようになります。
Re-IPルールを構成するには、次の手順を実行します。
- [Add]をクリックします。
- [Source VM]セクションで、本番サイトで使用されているIPナンバリングスキームを指定します。
構成を容易にするために、Veeam Backup & Replicationにより、バックアップサーバーのIPアドレスおよびサブネットマスクが検証され、[Source VM]セクションに値が事前に移入されます。
- [Target VM]セクションで、DRサイト内のレプリカに対して使用されるIPアドレス、サブネットマスクおよびデフォルトゲートウェイを指定します。必要に応じて、DNSサーバーとWINSサーバーのアドレスを指定します。
- [Description]フィールドで、ルールの説明を入力します。
- [ OK]をクリックします。
注 |
次の点にご注意ください。
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