永続フェイルオーバーの実行
永続フェイルオーバーでは、vAppレプリカへのフェイルオーバーを完了できます。永続フェイルオーバーを実行すると、ターゲットホスト上のvAppレプリカはレプリカとして存在しなくなり、元のvAppのロールを引き継ぎます。
永続フェイルオーバーを実行するには、次のいずれかを実行します。
- [Home]ビューを開き、インベントリペインで[Replicas]を選択します。作業領域で、対象のvAppを選択してリボンの[Permanent Failover]をクリックします。
- [Home]ビューを開き、インベントリペインで[Replicas]を選択します。作業領域で、対象のvAppを右クリックして[Permanent Failover]を選択します。
表示されたウィンドウで[Yes]をクリックして操作を確定します。
永続フェイルオーバー完了後にフェイルオーバーしたvAppを破損から保護するため、Veeam Backup & ReplicationはvAppレプリカを[Replicas]リストから削除します。さらに、Veeam Backup & Replicationはレプリケーションジョブを再構成し、元のvAppを除外リストに追加します。元のvAppを処理するレプリケーションジョブが開始されると、vAppは処理をスキップされ、フェイルオーバーしたvAppレプリカへのデータ書き込みは一切行われません。