Scale-Out Backup Repositoryからのアーカイブエクステントの除外
たとえば、サードパーティのサービスを利用してデータを保存する必要がなくなった場合などに、スケールアウトバックアップリポジトリの範囲からアーカイブエクステントを除外できます。
アーカイブエクステントとして使用されていてアーカイブ済バックアップデータを格納しているオブジェクトストレージリポジトリを除外した後、Veeam Backup & Replicationでは、除外されたオブジェクトストレージリポジトリが自動的にメンテナンスモードになることを考慮してください。リポジトリがメンテナンスモードになると、そのリポジトリからはデータをリストアできなくなります。通常のリポジトリに戻すには、そのリポジトリをアーカイブエクステントとして再度追加し、既存のバックアップチェーンとこのスケールアウトバックアップリポジトリのデータを同期する必要があります。同期が完了すると、既存のバックアップがインポートされた状態で利用可能になります。
アーカイブエクステントをスケールアウトバックアップリポジトリの範囲から除外するには、次の手順を実行します。
- [Backup Infrastructure]ビューを開きます。
- インベントリペインで、[Scale-out Repositories]をクリックします。
- 作業領域で、スケールアウトバックアップリポジトリを選択してリボンの[Edit Scale-out Repository]をクリックするか、スケールアウトバックアップリポジトリを右クリックして[Properties]を選択します。
- ウィザードの[Archive tier]ステップに移動します。
- [Archive GFS full backups to object storage ]チェックボックスをクリアします。
ポップアップダイアログで操作を確認するよう求められます。その後、オブジェクトストレージリポジトリがすぐにメンテナンスモードになります。