Microsoft SQL Serverトランザクションログの設定
Microsoft SQL VMをレプリケートする場合、Veeam Backup & Replicationによるトランザクション・ログの処理方法を指定できます。
- ウィザードの[Guest Processing]のステップで、[Enable application-aware processing]チェックボックスを選択します。
- [Applications]をクリックします。
- 表示されたリストで、Microsoft SQL Server VMを選択し、[Edit]をクリックします。
- [Transaction logs]セクションで、[Process transaction logs with this job]を選択します。
- [VM Processing Settings]ウィンドウで、[SQL]タブをクリックします。
- トランザクションログの処理方法を指定します。
- [Truncate logs]を選択すると、Veeam Backup & Replicationは、ジョブが正常に完了した後にトランザクションログの切り捨てを実行します。この場合、永続的実行時コンポーネントと永続的コンポーネントはVMレプリケーションが完了するのを待機し、続いてトランザクションログの切り捨てを実行します。レプリケーションジョブが失敗すると、非永続的実行時コンポーネントまたは永続的コンポーネントが次に開始されるまで、ログはVMゲストOS上でそのまま保持されます。
- [Do not truncate logs]を選択すると、Veeam Backup & Replicationはログをいっさい切り捨てません。このオプションは、別のバックアップツールを使用してVMゲストレベルのバックアップまたはレプリケーションを実行する場合にお勧めします。このツールは、データベース状態の整合性を維持します。そのようなシナリオでは、Veeam Backup & Replicationはトランザクション・ログの切り捨てを実行しません。VMレプリカの必要なリストアポイントにフェイルオーバーすると、トランザクションログを適用して、データベースシステムをレプリケーションジョブセッションの間の必要な時点に戻すことができます。