プラットフォームのサポート
使用する予定のプラットフォームが以下に対応していることを確認してください。
Veeam Backup & Replicationは、以下のバージョンのVMware vSphereプラットフォームをサポートしています。
仕様 | 要件 |
---|---|
プラットフォーム |
このプラットフォームは、個々のVMwareソフトウェアコンポーネントとしてサポートされています。このページにリストされているVMwareコンポーネントは、VCFの一部である可能性があります。VMwareコンポーネントとVCFバージョンの対応については、このVMwareKBの記事を参照してください。
Azure VMware Solutionのサポートの詳細については、 このVeeamナレッジベースの記事を参照してください。 |
ハイパーバイザー |
無償版ESXiはサポートされていません。Veeam Backup & Replicationでは無償版ESXiのVMwareによって無効化されるvSphereおよびvStorage APIを利用します。 |
管理サーバー |
|
1このバージョンは、 Veeam Backup & Replication 11a (build 11.0.1.1261) からサポートされます。
次のインフラストラクチャ要件は、継続的データ保護(CDP)でVMを保護する場合にのみ適用されます。
- 必要なESXiの最小バージョンは6.5 U2。
- ソースとターゲットのESXiホストには最低16 GBのRAMが必要。
- vCenter Serverが必要。スタンドアロンESXiホストはサポートされていません。
- バックアップサーバー、CDPプロキシ、vCenter Server、ESXiホストは、DNS名を相互解決できる必要があります。
- VMware Cloud on AWSのサポート
Veeam CDPおよびその要件と制限の詳細については、「継続的データ保護(CDP)」を参照してください。
仕様 | 要件 |
---|---|
仮想ハードウェア |
サードパーティのストレージデバイスを対象としたネットワーク共有およびマウントポイントについても、これらのボリューム/ディスクがVM設定ファイル内で識別されないため、除外されます。 仮想モードのRDM仮想ディスクは、VMware Changed Block Trackingテクノロジーに基づいてバックアップを作成するためにサポートされていますが、仮想ディスクの復元操作にはいくつかの制限があります。それらの詳細については、仮想ディスクの復元を参照してください。 |
OS |
|
ソフトウェア |
|
1 本バージョンは、Veeam Backup & Replication 11a (build 11.0.1.1261) からサポートされています。
2このバージョンは、累積パッチP20211211を使用し てVeeam Backup & Replication 11a (build 11.0.1.1261)からサポートされます。
仕様 | 要件 |
---|---|
vCloud Director | vCloud Director 9.5~10.2及び10.31(vCDからvCDへのレプリケーション機能の場合は9.7以降) |
1 本バージョンは、Veeam Backup & Replication 11a (build 11.0.1.1261) からサポートされています。
OS | サポート対象のファイルシステム |
---|---|
Microsoft Windows |
元の場所へのWindowsファイルレベルのリストアは、Nano Serverを除くMicrosoft Windows 2008/Windows Vista以降でサポートされています。 |
Linux |
DRBD(Distributed Replicated Block Devices)はサポートされていません。 |
BSD | UFS、UFS2 |
MAC | HFS、HFS+(ボリュームは最大2 TB) |
マイクロフォーカスOES | NSS Open Enterprise Server 2015でのAD対応NSSボリュームはサポートされていません。NSSファイル/フォルダの権限のリストアはサポートされていません。 注:Veeam Backup & Replication 9.5 Update 4a以降、ファイル/フォルダに関するNSSトラスティ権のリストアがサポートされます。 ファイルレベルのリストアは、次のOSでサポートされています。
|
Solaris |
FLRアプライアンスはモジュールZFSonLinuxバージョン0.7.0を使用します。そのため、Veeam Backup & ReplicationではZFSonLinuxバージョン0.7.0で利用可能なプールおよび機能のバージョンのみがサポートされます。 |
ゲストOSファイルの復元に関するその他の要件と制限については、「要件と制限」を参照してください。
Veeam Backup & Replicationは、次のオペレーティングシステムによって管理されるファイルサーバーからのファイルとフォルダーのバックアップをサポートします。
- Microsoft Windows Server Semi-Annual Channel(バージョン1803からバージョン20H2まで)
- Microsoft Windows Server 20221
- Microsoft Windows Server 2019
- Microsoft Windows Server 2016
- Microsoft Windows Server 2012 R2
- Microsoft Windows Server 2012
- Microsoft Windows Server 2008 R2 SP1
- Microsoft Windows 11 (バージョン 21H21)
- Microsoft Windows 10(バージョン1803からバージョン21H11、および21H22まで)
- Microsoft Windows 8.1
- Microsoft Windows 7 SP1
- CentOS 7 から 8.3、および 8.41、および 8.52
- CentOS Stream
- Debian 9.0〜10.8、および11.01
- Fedora 30から33、および341、352
- openSUSE Leap 15.2および15.31、Tumbleweed
- Oracle Linux 6(UEK3)から8.3(UEK R6U21)まで
- Oracle Linux 6 8.3、8.41、8.51(RHCK)まで
- RHEL 6.0 8.3、および8.4 1 、および8.5 2
- SLES 11 SP4、12 SP1~SP5、15 SP0~SP2及びSP3
- Ubuntu:14.04 LTS、16.04 LTS、18.04 LTS、19.10、20.04 LTS及び21.10 2
1 本バージョンは、Veeam Backup & Replication 11a (build 11.0.1.1261) からサポートされています。
2 このバージョンは、Veeam Backup & Replication 11a (build 11.0.1.1261) の累積パッチ P20211211からサポートされています。
Veeam Backup & Replicationは、次のソースからのファイル共有のバックアップをサポートします。
- Microsoft Windows管理対象サーバーまたはLinux管理対象サーバー
- エンタープライズNASシステム:NetApp Data ONTAP、Lenovo ThinkSystem DMシリーズ、Dell EMC Isilon
- NFSファイル共有
- SMBファイル共有
- Microsoft Windows管理対象サーバーまたはLinux管理対象サーバーのファイル共有では、64ビットバージョンのオペレーティングシステムのみがサポートされています。
- 使い捨てのクレデンシャルで追加されたLinuxホストでのファイル共有のバックアップはサポートされていません。
- NFSファイル共有では、NFSプロトコルバージョン3または4.1が実行されている必要があります。
- NFS経由でのファイル共有へのアクセスでは、匿名認証またはAD/ケルベロス認証はサポートされていません。
ソースファイル共有のNFS設定で、ファイル共有にアクセスできるサーバーを明示的に指定する必要があります。
- SMBファイル共有でSMBバージョン1.x、2.x、または3.xが実行されている必要があります。
- SMBファイル共有のVSS機能をサポートするには、こちらのVeeam KB記事にリストされている要件が満たされていることを確認してください。
- SACL(所有権)ファイルおよびフォルダをSMBファイル共有から正しくバックアップしてリストアするには、次の手順を実行します。
- SMBファイル共有のアクセス設定を指定する場合は、[This share requires access credentials]チェックボックスをオンにします。
- ファイル共有へのアクセスに使用するアカウントが[Backup Operators]グループに追加されているか、ファイル共有のWindows Serverで[SeBackupPrivilege]および[SeRestorePrivilege]権限を持っていることを確認します。
NASバックアップの詳細については、「NASバックアップのサポート」を参照してください。
- バックアップするVeeamバックアップインフラストラクチャとマシンに追加されるすべての管理対象サーバーのドメイン名は、IPv4アドレスに変換できる必要があります。
- VMware NSX-t 2.3以降は、VirtualLabを除くAWS/DellEMC上のVMwarevSphereおよびVMwareCloudのN-VDSでサポートされます。Virtual Labは、すべての環境でNSX-tをサポートしているわけではありません。
- VMware NSX-t 3.0以降は、VirtualLabを除くAWS/DellEMC上のVMwarevSphereおよびVMwareCloudのVDSでサポートされます。Virtual Labは、すべての環境においてNSX-tをサポートしているわけではありません。
- VMware NSX-vがサポートされています(上記のvSphereおよびVMware Cloudバージョンのサポートの詳細を参照してください)。