ストレージプロファイル
バックアップ中に、Veeam Backup & ReplicationはVMに関連したストレージ・ポリシーの情報を保存します。この情報はバックアップ・ファイルまたはレプリカのメタデータに格納されます。VMを元の場所に復元する場合、Veeam Backup & ReplicationではVMのストレージ・ポリシーに関する情報も復元します。リストアされたVMは、元のストレージポリシーと自動的に関連付けられます。
次の操作を実行する場合、Veeam Backup & Replicationではストレージ・ポリシーを復元します。
- VM全体のリストア
- VMのフェイルバック
Veeam Backup & Replicationは、VMが元の場所に復元された場合にのみ、ストレージ・ポリシーを復元します。VMが新しい場所に復元された場合、Veeam Backup & ReplicationはVMのストレージ・ポリシーを保存しません。
VMのリストア時に、元のストレージポリシーが変更されたり見つからなかったりする場合があります。たとえば、ストレージポリシーが削除されたり、本番環境にある元のVMが別のストレージポリシーと関連付けられていたりする場合などです。このような場合、Veeam Backup & Replicationでは警告が表示されて、次のシナリオのいずれかを選択できます。
- VMを現在のストレージポリシーと関連付ける — リストアされたVMは、本番環境にある元のVMが現在関連付けられているプロファイルと関連付けられます。
- VMをデフォルトのストレージポリシーと関連付ける — リストアされたVMは、ターゲットデータストアでデフォルトに設定されたプロファイルと関連付けられます。
- VMをバックアップファイルに格納されたプロファイルと関連付ける — リストアされたVMは、バックアップ時に元のVMに割り当てられ、情報がバックアップファイルに格納されているプロファイルと関連付けられます。
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