アップロードストリームの管理
デフォルトでは、Veeam Backup & Replicationは、すべてのジョブセッションにマルチスレッドデータ転送を使用します。ソースからターゲットに転送されるVMデータは、5つのTCP/IP接続を介して転送されます。ただし、複数のジョブを同時に実行するようにスケジュールしている場合、ネットワークに大きな負荷がかかる可能性があります。複数のデータ転送接続をサポートするにはネットワークキャパシティが十分でない場合、マルチスレッドデータ転送を無効にするか、TCP/IP接続の数を変更できます。
接続数を変更するには、次の手順を実行します。
- メインメニューで、[Network Traffic Rules]を選択します。
- [Global Network Traffic Rules]ウィンドウで、新しいデータ転送設定を指定します。
- マルチスレッドデータ転送を無効にするには、[Use multiple upload streams per job]チェックボックスをクリアします。Veeam Backup & Replicationはすべてのジョブセッションに対して1つのTCP/IP転送接続のみを使用します。
- TCP/IP接続の数を変更するには、[Use multiple upload streams per job]チェックボックスを選択したままにして、右側のフィールドで必要な接続数を指定します。
注 |
次の点にご注意ください。
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