レプリカの再スキャン
再スキャンは、構成データベースに書き込まれた災害復旧(DR)サイト、そのコンポーネント、DRサイトに追加されたVMコンテナに関するデータが最新のものであるかどうかをVeeam Backup & Replicationが確認できるプロセスです。レプリカの再スキャンプロセスは次のように実行されます。
- Veeam Backup & ReplicationがDRサイトで現在利用できるレプリカに関する情報を収集します。
- Veeam Backup & Replication はこの情報を、構成データベースに保存されている、このDRサイトのレプリカに関する情報と比較します。
- DRサイトのレプリカに関する情報が、構成データベースに保存されている、そのレプリカに関する情報と異なっている場合は、Veeam Backup & Replicationが構成データベースをアップデートします。
レプリカの再スキャンオプションは次のような場合に役立ちます。
- 1つまたは複数のレプリカのリストアポイントを削除した後。詳細については、このVeeamナレッジベースの記事を参照してください。
- 構成データベースのリストア後に、レプリカの登録に使用した一部のホストがセッション中に利用できなかったことがセッション結果に表示された場合。
データベースのリストアセッション中にエラーが発生したかどうかを確認するには、[Home]ビューを開き、インベントリペインで[System]を選択します。作業領域で、[Configuration Database Resynchronize]ジョブを右クリックして[Statistics]を選択します。
レプリカを再スキャンするには、次の手順を実行します。
- [Home]ビューを開きます。
- インベントリペインで、[Replicas]ノードを右クリックして[Rescan Replicas]を選択します。