ステップ9:静的IPのマッピングルールの指定
ウィザードの[Static Mapping]ステップは、ウィザードの[ Networking ]ステップで高度なネットワークオプションを選択した場合にのみ利用できます。
ウィザードの[Static Mapping]ステップで、静的IPアドレスのマッピングルールを指定し、本番ネットワークのマシンから仮想ラボのVMにアクセス可能にすることができます。
新しいルールを追加するには、次の手順を実行します。
- [Define static IP address mapping]チェックボックスを選択します。
- [Add]をクリックします。
- [IP Address Mapping]ウィンドウで、新しいルールの設定を次のように指定します。
- [Production network]ドロップダウンリストから、アプリケーショングループのVMまたは検証対象VMが存在する本番ネットワークを選択します。
- [Isolated IP]フィールドで、本番ネットワークのVMのIPアドレスを指定します。
- [Access IP]フィールドで、本番ネットワークで仮想ラボのVMへのアクセスに使用するIPアドレスを指定します。どのマシンにも割り当てられていないIPアドレスを使用する必要があります。
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プロキシアプライアンスが存在するとの同じサブネットからアクセスIPを割り当てることをお勧めします。そうしない場合は、アクセスIPのルーティングルールを手動で設定する必要があります。 |
たとえば、仮想ラボで起動する予定のDNSサーバーに対して、本番ネットワークでIPアドレス172.17.53.15が指定されているとします。このDNSサーバーの静的マッピングを設定するには、次の手順を実行します。
- [Isolated IP]フィールドで、本番IPアドレスである172.17.53.15を定義する必要があります。
- [Access IP]フィールドで、本番ネットワークで使用されていないIPアドレス(172.17.53.162など)を定義する必要があります。
仮想ラボが作成され、仮想ラボでVMが起動されたら、IPアドレス172.17.53.162によって本番環境から仮想ラボのDNSサーバーにアクセスできるようになります。