ステップ8:バックアップファイルのマッピング
コピーしたいワークロードのバックアップが既にターゲットバックアップリポジトリに保存されている場合は、このバックアップにバックアップコピージョブをマッピングすることができます。バックアップは、バックアップジョブまたは別のバックアップコピージョブによって作成できます。
バックアップコピーのジョブではバックアップをシードとして使用します。そうすると、Veeam Backup & Replicationがネットワーク経由で転送するデータが少なくなります。 詳細については、「バックアップコピーのジョブのマッピング」を参照してください。
Backup copyジョブをバックアップにマッピングするには、次の手順を実行します。
- ウィザードの[Target]ステップで、 [Map backup]リンクをクリックします。
- [Select Backup]ウィンドウで、コピーしたいワークロードのリストアポイントを含むバックアップを選択します。
マッピングの制限事項
バックアップコピーのジョブをマッピングするときは、次の制限事項に注意してください。
- シードとして使用するバックアップが暗号化されている場合は、バックアップコピーのジョブで暗号化を有効にする必要があります。バックアップコピージョブに使用するパスワードは、最初のジョブに使用されたパスワードとは別のものにできます。
- シードとして使用できるバックアップには以下の制限事項が適用されます。
- バックアップコピージョブを別のバックアップコピージョブによって作成されたバックアップにマッピングする場合は、そのバックアップが同じコピーモードで作成されている必要があります。
- [即時コピーモードの場合] バックアップコピージョブを、別のバックアップコピージョブによって作成されたバックアップにマッピングできます。
- [定期コピーモードの場合] バックアップコピージョブをバックアップジョブによって作成されたバックアップにマッピングする場合は、このバックアップが増分バックアップ方式(つまり、永久または増分)のみで作成されている必要があります。
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示された制限事項に対処するために、回避策シナリオを使用できます。詳細については、「バックアップコピーのジョブのシードの作成」を参照してください。 |
- [定期コピーモードの場合] Veeam AgentのBackup copyジョブは、次のタイプのジョブで作成されたバックアップにのみマッピングできます。
- スタンドアロンモードで動作するVeeam Agentによって作成されたバックアップを処理するBackup copyジョブ。
- スタンドアロンモードで動作するVeeam Agentで作成されたバックアップジョブ。