AlwaysOn可用性グループのサポート

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    AlwaysOn可用性グループによって、共有物理ディスクがなくても、アクティブなデータベースとホットスタンバイのデータベースとの間でフォールトトレランスを強化することができます。これはMicrosoft SQL Serverの仮想化において非常に重要です。Veeam Backup & Replicationでは、仮想化したMicrosoft SQL Server 2012以降でAlwaysOn可用性グループをサポートしています。

    Microsoft SQL Server VMのイメージレベルのバックアップ

    Microsoft SQL Server VMのイメージレベルのバックアップ中に、Veeam Backup & ReplicationではAlwaysOn可用性グループに含まれているデータベースに関する情報を要求し、分析します。取得された情報に応じて、Veeam Backup & ReplicationではVSSスナップショットをCOPY_ONLYフラグあり、またはなしで作成します。VMで少なくとも1つのAlwaysOn可用性グループのセカンダリノードが示されると、VSSスナップショットのVSS_BS_COPYフラグが立てられます。

    Veeam Backup & Replicationではデータベースが属するクラスターも検出します。バックアップジョブがクラスターのすべてのVMを含んでいない場合は、情報メッセージが発行されます。

    取得された情報は、今後のログID用に保存されます。

    トランザクションログのバックアップ

    トランザクションログのバックアップは、AlwaysOn可用性グループのプライマリまたはセカンダリノードのいずれかで、正常にバックアップされたデータベースに関してのみ実行できます。

    トランザクションログの処理間隔は、AlwaysOn可用性グループに含まれるVM間で同じ場合も、異なる場合もあります。間隔が異なる場合、Veeam Backup & Replicationは最小値(デフォルトでは15分)を使用します。

    それぞれのログの処理間隔で、Veeam Backup & Replicationではトランザクション・ログのバックアップ対象となるAlwaysOn可用性グループ・ノードを選択します。

    ログはAlwaysOn可用性グループの1つのノードからバックアップされます。ログのバックアップの対象となるには、ノードで以下の基準を満たす必要があります。

    • Veeam Backup & Replicationの必須コンポーネントをこのノードにインストールできる(VMが実行中でなければなりません)。
    • AlwaysOn可用性グループのノード上の一時フォルダに残っているログがある場合、これは、トランザクションログバックアップジョブの前のセッション中に、これらのログがバックアップリポジトリにバックアップされなかったことを意味するので、このAlwaysOn可用性グループノードを先に処理する。
    • このノードのAlwaysOn可用性グループ内のデータベースが、直前の2回の処理間隔で正常にバックアップされた。
    • Veeam Backup & Replicationがそのノードへのネットワーク接続を確立できるまたはVIX接続(ネットワーク上での接続を確立できない場合)を確立できる
    • Microsoft SQL Serverから取得されたバックアップの優先ノードのリスト内にVMがある。優先ノードがない場合は、任意のノードを選択できる。

    AlwaysOn可用性グループのサポート 注:

    分散型可用性グループのトランザクションログを処理するようにバックアップジョブを設定する場合、プライマリまたはセカンダリのいずれかの分散型可用性グループを選択します。そうしなければ、分散型グループデータベースのログチェーンが一致しなくなる可能性があります。

    他の分散型可用性グループのトランザクションログをバックアップするようにバックアップジョブを設定する場合は、Perform copy onlyモードを使用します。オブジェクトの除外の詳細については、「アプリケーション認識処理 」を参照してください。除外機能を使用して、ゲストOSデータベースを処理しないようにすることもできます。オブジェクトの除外の詳細については、「バックアップジョブからのオブジェクトの除外 」を参照してください。分散型可用性グループの制限事項については、「分散型可用性グループの構成」を参照してください。