ステップ7:ネットワークマッピングの構成

ウィザードの[Name]ステップでネットワークマッピングの使用を選択した場合は、[Network]ステップを利用できます。

ウィザードの[Network]ステップで、ネットワークマッピング表を構成します。この表により、本番サイト内のネットワークを災害復旧(DR)サイト内のネットワークにマッピングします。vCDレプリカジョブセッション時にVeeam Backup & Replicationはネットワークマッピング表を毎回チェックし、レプリカ設定ファイルをアップデートして、本番ネットワークをDRサイト内で指定したネットワークに置き換えます。そのため、ネットワーク設定を手動で再構成する必要はありません。レプリケートされたvAppは、このマッピングに従ってvDCネットワークに接続されます。

次の点にご注意ください。

  • vCDレプリケーションジョブはvAppネットワークのネットワークマッピングをサポートしていません。組織vDCネットワークに対してのみマッピング表を構成できます。
  • vCDレプリカにネットワークの再マッピングが構成されていて、IPアドレスがターゲットの静的プールとして設定されている場合、Veeam Backup & ReplicationはこれらのIPアドレスを「先着順」でVMNICに割り当てます。アドレスは最初のNICに割り当てられ、2番目に使用可能なIPアドレスは2番目のNICに割り当てられます。

ネットワークマッピング表に行を追加するには、次の手順を実行します。

  1. [Add]をクリックします。
  2. [Source network]フィールドの隣の[Browse]をクリックして、本番ネットワークを選択します。レプリケートするvAppは、このネットワークに接続されている必要があります。
  3. [Target network]フィールドの隣にある[Browse]をクリックして、DRサイトのネットワークを選択します。Veeam Backup & Replicationが、レプリケートされたvAppをこのネットワークに接続します。

ステップ7:ネットワークマッピングの構成