ジョブの再試行

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    最初のジョブで障害が発生した場合に、ジョブを何回か再試行するようVeeam Backup & Replicationに指示することができます。デフォルトでは、Veeam Backup & Replicationは1回のジョブ・セッション中に障害が発生したジョブについて、自動的に3回再試行します。ただし、必要に応じてジョブセッションで再試行のカスタム回数を定義することができます。

    Veeam Backup & Replicationでは、前のジョブ・セッションで障害が発生し、ジョブ内の1つ以上のVMが処理されていない場合のみ、ジョブが再試行されます。ジョブ・セッションがSuccessまたはWarningステータスで終了した場合、Veeam Backup & Replicationは再試行を行いません。ジョブの再試行中、Veeam Backup & Replicationは障害が発生したVMのみを処理します。

    ジョブの再試行重要!

    Veeam Backup & Replicationでは、手動で開始または停止したジョブについては自動再試行を行いません。

    Veeam Backup & Replicationは常に1つのジョブ・セッション内で1つのバックアップ・ファイルを作成します。1つのジョブで複数のVMが処理され、最初のジョブ・パス中にその一部が処理に失敗した場合、Veeam Backup & Replicationは正常に処理されたVMのデータを含むバックアップ・ファイルを作成します。ジョブの再試行中に、Veeam Backup & Replicationは障害が発生したVMの処理を試みます。正常に処理された場合、Veeam Backup & Replicationは処理されたVMのデータを、最初のジョブ・パスで作成されたバックアップ・ファイルに書き込みます。

    場合によっては、すべてのジョブの再試行中にVeeam Backup & ReplicationがVMの処理に失敗することもあります。この場合、処理に失敗したVMは次のジョブセッション中に処理されます。このデータは現在のジョブセッション内で作成されたバックアップファイルに書き込まれます。

    たとえば、2つのVM、VM 1VM 2に対して1つのジョブを構成しているとします。このジョブでは、増分方法が使用されます。

    最初のジョブセッション中に、Veeam Backup & ReplicationVM 1を正常に処理し、そのための完全なバックアップファイルを作成しました。VM 2は3回すべてのジョブの再試行で処理に失敗しました。この場合、Veeam Backup & Replicationは次のジョブ・セッション中に、処理に失敗したVM 2を処理するよう試みます。VM 2のデータはこのジョブセッション内で作成されたバックアップファイルに書き込まれます。これは増分バックアップとなります。その結果、2回目のバックアップジョブセッションの終了時点で次の2つのファイルができることになります。

    • VM 1のフルリストアポイントが記述されたフルバックアップファイル
    • VM 2のフルリストアポイントとVM 1の増分リストアポイントが記述された増分バックアップファイル

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